日々雑談~2358~
今日は7月1日、ならばファーストデイで映画が安いのでは!?
というわけで、スラムのガキから王になるキング・アーサーを観てきました。最初は「キング・アーサー 聖剣無双」だったのに、いつの間にか聖剣無双の部分がロスト。いったい、なにがあったんだろうか……。
何か原典や原作がある作品を、リメイクや映像化する。元の尺にもよりますが、普通に作った場合、2時間の枠や1クールに収まらないというのは、よくある話。その場合、取捨選択や重要ポイントの抜粋が求められるわけです。原典を魚とするなら、リメイクという料理にしてお客さんの前に出す際、上手くさばかないといけないわけでして。つまり、何を言いたいかといいますと……キング・アーサー、アーサー王伝説という魚を鉈で切って刺し身にするような、力強さがね! むしろここは、聖剣で刺し身を作っていると言い換えるべきか。アクション面は思ったより地味というか、全体的に堅実な作品なんだけど、このパワフルな切り方は間違いなく聖剣無双。なんというかさ、Fate基準で言うなら、客席のモーさんがアイデンティティクライシスしてずっと硬直、流石のアルトリアも心配するレベルだよ!
それにしても、気になるのは謎の円卓の騎士(中華系)のカンフー・ジョージ……明らかにおかしいんだけど「え? 日本のアーサー王伝説って、カンフーの達人出てないんだ?」と言わんばかりの極自然な感じで話が進むから、一周回ってシュールな笑いに。ここ、強調されてたら、むしろつまんなかったと思うんだよねえ。その結果、深まるジョージの謎。アカン、これ、ベッドでもずっと悩み続ける流れだ。