日々雑談~154~

 ワンパターンとなじられる創作者には2パターン居る。
 それしか出来ない人と、それしかやらない人。後者は周りが自分に望んでいる物を察して、あえてワンパターンを貫き通す。言い方を変えれば確信犯かそうでないか。まあ、出来ない人でも、俺はあえてそうしてるんだって勘違いしている人も居るので、両者の境目はすごく曖昧だったり。

 脚本井上敏樹のディケイドは、やはり井上敏樹の作品でした。良い悪いより何より、井上先生の脚本だなと言うのが、見るだけで凄く伝わってくる。もはやこれはジャンル井上敏樹の域だ。
 で、井上先生はどっちなんだろうか? あえて貫き通しているのか、それとも……?