日々雑談~1937~

 がっこうぐらし!の原作は、自分もお世話になっている海法紀光先生なのですが、活躍が多岐に渡っている結果、観ている人の中で作品間のイメージが繋がってないことも。ヒットマン邦訳とがっこうぐらし!原作と刀剣乱舞参加と仮面ライダー鎧武脚本、この一部だけでも、アメコミファン、アニメファン、ゲームファン、特撮ファンを跨いでいるもんなあ。
 そして徐々につながってきた結果、アニメがっこうぐらし!のマスコットである犬の太郎丸が、「一体いつ溶接されるんですか?」と心配される事態に。でも原作での太郎丸を見るに、いっそ溶接された方が後々……。

 アイドルマスターシンデレラガールズ、第二話。常務が継母、現状のレギュラー勢が下働き、プロジェクト名の舞踏会が灰かぶりが姫になる瞬間の舞踏会になぞらえてるって事で、いいのかしら? 少し勇ましくなったOPでの衣装は、姫から立場を勝ち取っていく騎士への転換と、いろいろ興味深い解釈が出回っている現状。これから、どうなるのか。
 しかし今のところ、悪役ポジションな常務の手腕が、危なっかしい物にしか思えない……10ある物を徐々に削っていくならともかく、10ある物をいきなり0にしてしまうのは、余程の天才が物を動かしていない限り、まず悪手に。こういう事案、実際に体験した人も、多いのではないでしょうか。
 しかしアニメのアイマスって、悪役のさじ加減が妙に苦手というか……これ一歩間違ったらアイドル一人死んでたんじゃねえの?な手を打っていた黒井社長が「アイツはほんとになあ」レベルで扱われていたり、衆人環視の中で捏造狙いとかそりゃ無理だろうな悪徳記者に。ある意味、吹っ切れていたゼノグラシアが一番上手かったんじゃないかと。千早とか雪歩は、もうバットマン案件レベルよ!?
 楓さんが超かっこいい上に、先輩アイドルとしての挟持を見せつけたわけですが、この先輩アイドルが居るという状況、巨大事務所である346プロならではよね。先輩、後輩、同僚、これらが揃う構図は、おそらく現状シンデレラガールズでしか描けない光景。いやー、やっぱ毎週こうしてシンデレラガールズが見れるというのは、楽しいなあ!