近代百鬼夜行弐 紹介
彼は力強い背を見せつけることにより、彼女に強烈な敗北感を植えつけた。
日本各地の主要都市に侵攻してきた、世界妖怪集合組織“連合”に所属する世界妖怪軍団。彼らは闇に潜む者であるという本分を忘れ、日本に地獄を出現させる。
数多の野鳥を操り、東京という生命を啄むのは、インド最強の神鳥ガルーダ。王を名乗り、傲慢さに相応しい力を持つガルーダの力の前に、フランケンシュタイン博士が作りし最新の人造人間であるセブンも敗北してしまう。
敗北したセブンが見たのは、西欧の夢。優しい双眸を持つ兄と並んだ記憶。最強と呼ばれる伝説の人造人間に与えられた、屈辱と憧れが入り交じった思い出だった。
現代の日本と過去の西欧の話が入り交じり展開。日本編では前作近代百鬼夜行に出たもう一人の主人公でもある五木や、両面宿儺の春秋&冬夏姉妹が登場。西欧編では、何処かで見たような人造人間の長兄フォーグラや新キャラが多数登場。6年ぶりの正式な続編だけあって、力入れています。
「近代百鬼夜行弐」(予定価格500円) 8月21日開催のコミティア97で頒布。