日々雑談~5909~
ダーク戦国アクションRPG最新作『#仁王3』2026年初頭発売!
緊張感あるオープンフィールドを舞台に「サムライ」「ニンジャ」2つのバトルスタイルで妖怪に挑め。■アナウンストレーラー公開https://t.co/QpeutnzCnD
■PS5版のα体験版が本日から期間限定で配信!https://t.co/kiPMBD6XFo pic.twitter.com/yW1KMfKVXn
— 『仁王』 Nioh_Official (@nioh_game) June 4, 2025
世間がSwitch2とマリカーで騒がしい中、なんか急に仁王が復活して体験版ごとドーン!と来た!?
こっちは後日触れるけど、マーベルとアークシステムがタッグを組んだMARVEL: Tōkon Fighting Soulsも発表されてんだよなあ。今日は流石にNintendoの日って感じだけど、ソニーもソニーで攻めていく姿勢がありありなのはええことじゃないでしょうか。今年の頭に、ついにPS5を入手した身としては、ここで引かれても困るけどね!?
仁王と言えば、戦国を舞台とした骨太な死にゲーにして、史実とファンタジーを程よく織り交ぜたシリーズ。2020年に出た2の後、もう次はないよ? みたいな風にいたのに、いきなりここで3が。しかも、体験版もセットで。ホント結構な高難易度なソウルゲーなので、もうちょっと覚悟を決めて、身を清めてから出迎えたかったけど、出てくれた以上、ありがとうと言うしかねえ……!
そしてまあ、体験版で死ぬわ死ぬわ。だいたい、体験版のステージが一言坂の戦いって時点でやべえよ。三方ヶ原の戦いで武田にボッコボコにされた徳川軍の撤退戦だぞ? なるほど、武田視点でチュートリアルだな!と思ったら、当たり前の徳川軍で超ハード。最初のボスも全盛期バリバリの山県昌景とか、お前もう罰ゲームやろ。幸い、武名の割にはそんなに強くないので、ソウルゲー経験者ならなんとかなるはず。仁王もソウルゲーもやったことがない場合は……復活地点のお社はすぐ近くにあるので、そこでコンテニューできるよ!
もっとも、馬場信春を突破してからが本番、仁王スタッフによるオープンフィールドな死にゲーが幕を開けるわけです。雑感、エルデンリングより配置の意地が悪いし、ツリーガードみたいな当たったら死ぬタイプのボスが複数うようよしてる感じ。はっはっは、ゲームやって2時間、未だに終わらないどころか、そろそろ死亡回数が二桁になりそうだぜ。
従来の仁王のスタイルに近い、サムライスタイル。仁王の忍者プレイをさらに忍者らしく調整した、忍者スタイル。この二つのスタイルを瞬時の早着替えで同時に使いこなすというシステムは、かなり突き詰められそう。というか、某アサクリの暗殺者&侍プレイの発展形と言うか……まあ、忍者スタイルはアサクリほど暗殺者はできないので、一概にこっちが上とは言えないけどね。
以下、ストーリーと主人公の考察なので、ネタバレ防止でちょっと間を空けておきます。
主人公の徳川竹千代とは誰なのか?
竹千代は家康の幼名なため、最初は若き日の家康と思われていたが、別人であることが早々に判明した。家康に幼少期から仕えていた本多忠勝が「かつての殿と同じ名前の見知らぬ人間」と判断し、竹千代本人も家康のことを爺上と呼んでいるので確実だろう。
後述するが、この竹千代は江戸から戦国の世に飛んできたと思われ、そうなると江戸時代の竹千代ということになる。竹千代は家康以前の松平家の子どもや徳川将軍家の跡継ぎが複数人名乗ってきた幼名であり、候補は複数人存在する……ものの、家康のことを爺上、つまり祖父と呼んでいるので孫。となると、この竹千代の正体は三代目将軍徳川家光だろう。史実における家康のブレーンや関係者である春日局や天海僧正(明智光秀)は、仁王1&2で主人公に主に陰陽師として協力している。また、1と2の主人公は共に柳生石舟斎から剣を学んでおり、史実の家光は石舟斎の子である柳生宗矩から剣を学んでいる。つまり、家光は剣や陰陽道を今までの主人公とほぼ同じルートで学んでいる可能性が高い。なんなら、母方の江の血筋には歴代ボスである浅井長政や淀君がいると、血統的にも怖いものがある。なんというか、言われてみれば……の極地の人選である。
ストーリーはどうなるのか?
竹千代の口ぶりからして、江戸時代と戦国時代で同時に何かが起こっており、竹千代がタイムワープすることで異変を解決しようとするストーリーと思われる。戦国時代の舞台は体験版では三方ヶ原の戦い(一言坂の戦い)となっており、敵は武田家、山県昌景だけでなく武田信玄も姿を見せている。仁王1では関が原の為、既に武田は滅亡済み。仁王2では視点が主に畿内や西国方面で活躍した秀吉だったため、武田関連の描写は少なめと、仁王的には未知の敵勢力となっている。ただ、仁王2では信玄の亡霊が武田旧臣と共に暴れているステージがあったため、生前ろくでもないことをやっていた可能性は高い。
江戸時代に視点を移すと、大阪の陣の後の元和偃武により、仁王のおける敵であり騒動の原因ともなったあやかしは根絶かつ史実からも抹消されており、家光の時代であやかし絡みと思われる事件が起きている時点でかなりおかしなことになっている。竹千代と名乗っている辺り、おそらくこの家光は将軍就任前なのだろうが、史実における家光統治下では、天草四郎や由井正雪と、いかにも仁王補正がかかりそうな人間が事件を起こしている。
体験版で全部わかるわけがないものの、いやーこれは面白い伝奇モノが拝めそうですぜ。