日々雑談~5601~
ヲタ系知識が薄っぺらいし、パスワードを椅子に貼る。
大物との関係を豪語しているが、実はそんなでもない。
ネットの話をリアルに持ち込んでくる。
ノーラン・ソレントのオタクが嫌うタイプとしての完成度すげえよな。レディ・プレイヤーワンのどんなオタクより高いかもしれん。— 藤井三打 (@nikuzousui) July 3, 2020
たぶん、作中のオタ描写には賛否分かれるけど、ソレントの駄目さは満場一致。そんな、レディ・プレイヤー1。好きよりも、嫌いの方が方向性が合わせやすいってのはあるけど。ソレントは強い悪役ではないんだけど、コイツが目的を達成したらすげえつまらない世界が出来ると直感できるキャラ。倒さなくてはいけない悪役としては存在感が強い。
地上波レディ・プレイヤー1を見ましたが、やはりこの映画は実況向き。つーか、多数の人間ががやがや意見を出し合って、ようやく気づく細かなネタの数々。なんつーか、リアルでオアシス……というより、ハリデー攻略班だな。キャラが多すぎて個々が目立ってないというのはありますが、今見ると、このガヤガヤ感こそ“ひょっとしたら〇〇がいるかもしれない”や“自分があそこにいるかもしれない”といった世界観を演出しているんだろうなあと。きっと、アッセンブル!と言ってシールドを掲げているキャプテン・アメリカや、「勝利の鐘を高らかにー!」と叫んでいる国際警察連合併せの連中もいたんだ。
どれだけ版権が取れるかという局面、これらをまとめ上げる権威、名前が必要な以上、やはり監督スティーブン・スピルバーグは大正解。こういうタイプのオールスター映画だと、監督の実力に加えて今までの実績が必要な場面が出てくるからね。MCUのようにマーベルの枠に収まってるなら会社のサポートでどうにかなるんだけど、レディ・プレイヤー1は無法地帯だからなあ。
久々ですが、楽しい映画でした。ひっくり返ったおもちゃ箱は、片付けるのが大変だけど何か見てて楽しい。わくわくは大事だ!