日々雑談~5824~

 仮面ライダーカブトの問題児こと仮面ライダーザビーがガンバライジングに参戦。

 ザビーの何が問題児かって、未だに「誰がザビーなのか」がハッキリしてないところ。変身アイテムであるザビーゼクターが常に集団のリーダーに相応しい存在を選ぼうとしている結果、ザビーゼクターは多数の装着者の間をふらふらすることに。その後、ザビーゼクターに拒絶、もしくはザビーゼクターを拒絶した装着者たちがキックホッパーやパンチホッパーやガタックといった別のライダーになってしまい、最終的にはザビーになる候補が誰も居ない状態に。ディケイドでザビーに変身した弟切ソウですら、最終的なとっておきは正体であるフィロキセラワームだったというオチ。浮気症の結果とは言え、悲しすぎる。

 なので、仮面ライダーカブトの劇中、ザビーは二番目に登場したライダーなのにほぼ2号ライダー扱いされず、むしろ番外戦士のようなポジションに。やっぱ、中の人が居ないと、いくらライダーと言えどもどうにもならんよ。

 その手があったかー! そして、マジでそれをやるか! しかも三人それぞれ、必殺技のモーションも違うというオマケ付き。やってくれるな! やってくれるな! ガンバライジング!

 PS2のカブトはこだわりがすごかったよね。キャラゲーの評価を原作の追求とするなら、今でもPS2カブトは先頭集団を走っていると思う。ザビーは確かに難しいライダーなんだが、そこをどう切り抜けるかというのは、製作者たちにとって腕の見せどころってわけだな。