エンドレス・スノーホワイト
照井「……」
翔太郎「おいおい、ヤケに不機嫌そうだな、照井。ひょっとして寝不足か?」
照井「逆だ。ナイトメア・ドーパントのせいで寝すぎて、二日ばかし寝ていない。睡眠なんて無駄な物と思っていたが、いざ出来なければ出来ないで疲れるものだ」
亜樹子「ぐおーすぴー」
照井「で、なんで所長は昼寝が出来ているんだ? 彼女も短時間ながら被害者だろ」
翔太郎「亜樹子だから。これ以上の答えはねーな」
亜樹子「ぐーぐー……ぷっ、刃野さんと妹さんが結婚って。妹さん見る目無いわ」
照井「!?」
翔太郎「あー、寝言だから寝言。そんなにビックリすんなよ」
亜樹子「おまえさーん、フィリッぱちが大変なんだよう」
翔太郎「なんで俺の夢の中でのセリフ知ってんだよ!?」
照井「……所長、だしな。流石に俺も納得を覚えた」
亜樹子「絶望がお前のゴールだって言って、ゴールしたためしが無いよねー」
照井「ほ、本当に寝言なんだろうな?」(エンジンブレードを構えて)
所長は規格外。不思議キャラ通り越して、常識の外へとダイブ。知得留先生や藤ししょーがストーリーに参加してしまったような。岩とか落としても、所長ペラペラになるだけじゃね? 当然、ノーダメージ。
カオスを切り裂き現れたのは、新たなる可能性。仮面ライダーW 30話感想。絶望がお前のゴールだって台詞、偽物に騙されたりするフラグじゃね?
鳥つえー。謎の鳥ガジェットがウェザーの竜巻を跳ね返したってことは、あのガジェットはウェザーを超える可能性を秘めていると判断していいんだよね? 無理ゲーに差し込む、一筋の光明。ウェザー撃破の鍵となるのか。
それにしても翔太郎、起きても地獄寝てても地獄を体現してくれたな。むしろ起きたらいきなり無理ゲーが始まってたと言うか。
実は翔太郎役の桐山さん以外、みんな関西出身なんだぜ?
カオスの極み、大阪編開幕。なにわの美少女仮面、ちゃんとWの戦いをよく見てたんだな。基本3フォームでのフルボッコに加え、現状最強攻撃と目されている、リボルギャリー轢き逃げアタックまで。ナイトメア、平気平気と言ってたワリにはやけに長く殴られていたような。
敵に臆さない辺り、亜樹子には才能の片鱗を感じる。喩えるならば、ワケのわからんうちに皇帝まで上り詰めていた劉備のような才能。曹操とかと違って、才能を一言で表せないのが劉備の魅力。なんにせよ、ヒロインが空気になっていないのはいいことだ。
そういや呂布のように、武力のみでまかり通るヒロインが電王にいたな……。
自分を王子と勘違いした小人ほど悲惨なモンはねーな。一旦フェイクを入れての正体判明に、俺も騙されたぜ。ってメタルイリュージョンかっけー! 八つ裂き光輪みたいだ! この最強フォーム登場が噂される段階で、派生フォームの必殺技とは。期待していいんだな、ルナジョーカーなんかの必殺技もそのうち出るって。バッシャーフィーバーの悪夢は二度と来ないんだね!
次回タイトル見てふいた。野獣追うべしって、追うべしって。野獣死すべしをこのタイミングで持ってきたか。松田優作出演の映画版は、和製ハードボイルドすぎる。パワーアップ回(予定)に相応しいタイトルじゃないか。
シュラウドが何者かはともかくとして、フィリップを大事に思っているのは分かった。そして、翔太郎はあくまで偶然のライダーだと言うことも分かった。ビギンズナイトでの事故がなかったら、どうなっていたんだろうな?
絆は理屈を超えて、新たな力となるか。仮面ライダーW、架橋にさしかかりました。
推奨BGM
果たして、7人の小人と白雪姫だけで物語は成り立つのだろうか。白雪嬢が置き去りにされた夢の中で王子様を探すワンカットがあったが、あれが彼女の結末なのではなかろうか。またこの先、ずっと欠けたアンニュイを続けるのか、それともまた自分を王子と勘違いした小人が――。
終わらないお伽話という結末は、決断と共に罪や罰をもまとめて停滞させる終わり方だったのでは。歪んだアンニュイは、もはや鉄格子のない牢獄。
もう、帰れないぞ?