ディスクウォーズ:アベンジャーズなコラム~その26~

アイアンマン「総集編で出番のなかったビッグ3を連れてきたぞ」

アキラ「三銃士……じゃなくてビッグ3!?」

アイアンマン「サーペントソサエティのキングコブラ」

キングコブラ「序盤じゃレギュラー扱いだったのによお」

アイアンマン「X-MEN創設者、プロフェッサーX」

プロフェッサーX「私は君たちと直接会っていないし、映像記録に残るような出方をしていない以上、仕方ないな」

アイアンマン「以上だ」

サイクロップスさん

 ディスクウォーズ:アベンジャーズ第26話は総集編!
 いやほら、サイクさんX-MENとして名前呼ばれなかったけど、ちょっと出てたしね! アキラの言い方だと、ウルヴァリンが名実ともにトップっぽかったけど! 当サイトは、不屈のミュータントの長、サイクロップスを応援しています。いや、マジで。

 というわけで、今週は今までの戦いを振り返る総集編。回顧するだけではなく、ディスクウォーズのルールである属性についても解説。少年達は、自分の担当以外の属性ディスクはスマッシュできない。知らないと、解説や該当シーンを観ていないとわからないルールです。
思い出や名シーンだけでなく、そこに解説やルールを加える事で、ここから作品を観始めてもOKなのが良い総集編。前者だけだと単なる回顧録ですし、後者のみだとそもそも面白い話に仕立てにくいですしね……。あとおそらく、最も肝心な部分であろうガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー関連のデーターを盗まれなかったことは、ヒーローにとっての利点、今後の伏線になるかと。対戦データーってそもそも、ヴィラン側にもある物ですしねえ。
 そして、TwitterやついっぷるのHOTワードを占拠したのは、アイアンマンでもモードックでもなく「デッドプール」や「デップー」。というわけで、来週はデッドプール回でございます。待ちに待ってた出番が来たぜ! 降臨、満を持して! 予告の時点で「本当に大丈夫か?」言われてるけど、それはコッチのセリフよ!?
公式サイトの予告に載っている「デッドプールに恨みを持つヴィラン達までもが押しかけて来て
」って、一体誰が押しかけてくるというんだ。既にディスクウォーズに出ているヴィランにも、結構な数デッドプールに恨みを抱いているヴィランが居ますしなあ。

タイガーシャーク「蜂の巣にされたわぁ!」

モードック「飛行チェアを盗られて、上空から突き落とされた!」

バロン・ジモ「シチズンⅤ、大破轟沈!」

ドクター・オクトパス「ウェブシューターを奪われて、アイツそのままスパイダーマン気取りで街を跳び回って……いやいや、私ではなく、スパイダーマンがね、愚痴ってたんだ」

クロスボーンズ「ああん? 気球に括りつけられて空飛ばされて、海に落ちて漂流してカモメ食って、そのあとリベンジマッチ挑んだら、ブリーフ一丁にされた上にボコられて、パンツ一丁で連行されたわ! どうだ、俺には勝てねえだろ!?」

ダイヤモンドバック「女傭兵一同で囲んだら、下半身の物全部脱ぎ捨てて、ブランブランさせながら挑発されたことあるんだけど」

一同「「「「優勝!!」」」」

 思い出せる範囲でだけど、ホント、ロクでもないことしかしてねえな、アイツ……。これでいて、タスクマスターや(ヒーローだけど)グレイト・レイクス・アベンジャーズが乗り込んでくる可能性もあり。しっかし、実写映画化決定からディスクウォーズ参戦に邦訳発売。この連続コンボのような流れ、まず間違いなくデッドプールは何か“持って”いますな。タイミングが良すぎるわー。
 今日の紹介は、せっかくの総集編での新撮出演。ずっと裏方としてアベンジャーズを支えてきた、あの人。最も今世間で欲されている情報は赤タイツだろうけど、それは流石に来週ね!?

ペッパー・ポッツ

ペッパー・ポッツ

 本名、ヴァージニア・ポッツ。愛称であるペッパーの由来は、そばかすや赤毛より連想されるものが胡椒だから。ディスクウォーズのペッパーにそばかすは無いが、原作でもあったり無かったりなので、細けえことはいいんだよ!精神でここは一つ。
 元々はスターク・インダストリーの一社員だったが、巨額損失一歩手前だった会計上のミスに気付き、社長であるトニー・スタークに報告。ペッパーの優秀さを認めたトニーは、彼女を個人秘書に昇格させる。同じく、トニーを交通事故から救った元ボクサーのハロルド・ホーガン(ハッピー・ホーガン)も、トニーのお抱え運転手に。トニー、ペッパー、ホーガン、後にアイアンマンを公私共に支える事となる関係性は、ここより始まった。
 トニーは最初、自分がアイアンマンであることを隠していた(名目上アイアンマンは、トニーの私的ボディーガード)が、やがて信頼できる友人となっていたペッパーとホーガンの二人には真実を告白。二人は、陰日向にアイアンマンとトニー・スタークを支えることとなる。ペッパーは最も身近な人間としてトニーのフォローに周り、ホーガンも時にはトニーの代役としてアイアンマンスーツを纏うことになる。
 しかし、ペッパーにとってのトニーは友人でも有り上司でも有り、想い人でもあった。だがトニーは友人より一歩踏み込む事はせず、やがてペッパーはホーガンと結婚する。一度の離婚を経て、ペッパーとホーガンは再婚。関係性や苗字に変化があっても、三人の中には変わらぬ絆があり続けた。

ペッパー&ホーガン

 だがしかし、ヴィランであるスパイマスターがトニーを狙い、人質としてホーガンを誘拐、続けてペッパーも狙う。だがホーガンは、ペッパーを守るため捨て身の奮起。結果、ほぼ相撃ちの形となり、負った傷が元でホーガンは死亡してしまう。
 未亡人となったペッパーだが、その後トニーの最も信頼できる部下として、ヒーローチーム“オーダー”の司令官に就任。情報参謀役であるヘラ(オーダーのモチーフはギリシャの神々)として、活動した。
 やがてペッパーはアイアンマンの戦いに巻き込まれ、重態に。心臓の近くには榴散弾が。トニーは彼女を生かすため、自らと同じ手術をペッパーに施す。サイボーグとなっての復活後、国政に携わっていたトニーの権力が失墜し、ペッパーの身にも危険が迫ったその時、彼女はトニーが設計開発していた新たな力を手にする。アイアンマン・マーク1616。ペッパーの為に創られた非武装アーマー“レスキュー”の装着である。

Rescue_Earth-616

 ペッパーの意向で武装は内蔵されなかったものの、当然ながらスーツとしては高性能。アイアンマンスーツの基礎である身体能力向上や飛行能力は当然装備。加えて高性能なセンサー類や電磁&磁力フィールドの展開、更には後に外されたものの、トニーの執事ジャーヴィスをモデルにした高性能AI『J.A.R.V.I.S』も装備されていた。レスキューの名の通り、救助活動が主なスーツではあるが、トニー・スタークの職人魂とペッパーを大事にする気持ちが込められた逸品である。信頼できる人間が装備する非戦的なスーツ。平和を望むトニーにとって、ある意味作りたいスーツでもあったのかもしれない。
 このように、コミックス、映画、アニメ、そしてディスクウォーズと、ペッパーの立場は作品によって大きく違う。だがしかし、彼女が暴走しやすいトニー・スタークを押しとどめる、大事な善き人であることは、基本何処の世界でも変わらない。

iron-man-3-new-pepper-potts-poster

日々雑談~1723~

 一昨日は更新をお休みしてしまい、すみませんでした。ちょっと力尽きており、管理者にSOSを出すことも出来ず。そして今日分かったのですが実は管理者も体調やばかったとか。二人揃ってKOというのも、久々。とりあえず俺は力尽きた後にすぐ復活しましたが、管理者は未だにちょっと悪いままで。お互い、身体への過信は出来ないなあ……。

 昨日、発売直前企画 デッドプール:スーサイド・キングスとは!をアップしました。マーク・ウィズ・ア・マウスに続く、デッドプール邦訳本販促企画第二弾。購入の後押しになれば、幸いです。アクション! セクシー! バイオレンス!

 少し時間が出来たので、近所の映画館に駆け込みガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、2度めの観賞。前回は2D字幕だったので、今回は3D吹き替えで。バージョンの違いという後押しがあるとはいえ、2回劇場に観に行くのは久々だなー。どうも、自分の中での評価が、思った以上に高い映画のようです。ジャンルを超えた広い層に人気な、ボンクラ達のスペースオペラ。今までのマーベル映画では届かなかった層にも手が届いていると考えれば、想像以上の成功作なのかも。
 あくまで個人的な好みですが、SF的オリジナル用語や情報量の多い本作は、どちらかと言うと吹き替え向きかなと。異星の情景やアクションシーンも、実に3D栄えしておりました。吹き替えのクオリティ自体も、高いですしね。加藤浩次のロケットラクーンは、実にはまり役。ちょっとスレた感じで愚痴っぽい所が、ラクーンの声質やキャラ共に合うのですよ。あーもうやってらんねえよ! しょうがねえなあ!と愚痴りつつ前に進んでいく感じで。歳相応、声がちょっと老けているのも、また良し! ロケットラクーン、マスコットポジションでは珍しいぐらいに、若い女性の声が似合わないであろうアレだからのう。

発売直前企画 デッドプール:スーサイド・キングスとは!

ふじい(以下F)「アクション!」

アクション!

F「セクシー!」

セクシー

F「バイオレーンス!」

バイオレンス

F「というわけで、デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウスデッドプール/パニシャー・キルズ・マーベルユニバースに続いての三冊目、受注生産だったシビルウォータイインのケーブル&デッドプールを入れれば四冊目のデッドプールメインの邦訳本……デッドプール:スーサイド・キングス、9月26日発売だよこの野郎! どうしてこうなった!?」

デッドプール:スーサイド・キングス

サイレン(以下S)「聞かれても知らんよ?」

F「そんなこんなで、まずは目出度く。今までの邦訳本は、喩えるならば劇場版のような、ヒーロー大挙出演なオールスターものだったけど、今回のスーサイド・キングスはストリートで生きるヴィランやヒーローを中心とした物語、今回同時収録のゲームズ・オブ・デスに至ってはデッドプールオンリーな物語。幅を狭めての、デッドプールの日常にスポットを当てた二編とも言えるね」

S「本誌じゃない、中編読み切り2本だから……TV本編というより、TVスペシャルといった感じかな」

F「だいたい、そんな感じで。しかしなんで日常なのに、アクション! セクシー! バイオレンス!で溢れているんだろうか……」

S「デッドプール誌を構成する三元素ですよね、それ」

 

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日々雑談~1722~

『X-MEN』スピンオフで破天荒なデッドプールさん、ついにスクリーンへ!2016年公開
 第一報を聞いた時、「ほ、本当にやるんですか!?」とまず思ってしまうぐらいには、色々と……長かった……! まだ安心は出来ないものの、日付が決まったのはまず前進。ヨッシャー!
 メジャーなヒーローたちがヒーロー映画というジャンルの幅を広げてくれたこと、その広がった幅にてマイナー寄りのヒーローチームなガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが、製作完成に漕ぎ着け成功してみせたこと。ファンの支持に加えてのこれらの流れは、まず後押しになっています。おそらく、今後はデッドプールだけでなく様々なヒーローが映画化されていくかと。ダイナミックなキャラクタービジネスすぎて、凄いとしか言いようがなく。いやはやもう、凄い!

 相原コージ先生作のゾンビ漫画ことZ~ゼット~をじっくりと読んでみる。ううむ、ここ最近のゾンビ漫画で、最も嫌な気分になる感じで。この嫌な気分というのは、一つの褒め言葉で。短編連作である事により、生々しさや絶望やどうしょうもなさが浮き出てきて、思わず「うわあ……」と口に出てしまう嫌な気分。こういう嫌さもまた、ゾンビ物の味の一つであり。
 しかし最近、日本国内でもゾンビ物、しかも良作がバンバン出てきてるな。今の好調さを一層広げる、ゾンビブームのパンデミックも近いのかしら。……近いというか、まずふつふつと溜まっているものはあるので、切っ掛け次第でドカーン!だなこりゃ。

お知らせ

 す、すみません。寝落ちしてました……。連休? なにそれな状況で明日もあるので、このまま床に入らせていただきます。申し訳ない。