日々雑談~924~

 今はまだ、ゲームブログや情報サイトで取り上げられていないから、一部の知っている人間の間でしか語られてないことだけど。もしこの話が知れ渡ったら、おそらく売上や流通に関わるレベルでヤバいことになるな。商品の流れが、大幅に変わると言うか。
 なんか、思ったより大変でお得なことになりそうだぞ?

「見極めなければならない」
 コスチュームを着こみ、マスクを被った彼は、眼の前で繰り広げられる争いに、介入する機会を狙っていた。
「過去五回に渡り、この地でおこなわれた儀式。聖杯を巡る戦いの正体を」
 彼は頑なに戦争という言葉を、使おうとしなかった。もし、聞いたとおり、資料通りの物が、同じ土地で何度も行われているとしたら。それはもはや、戦争という二文字で語るべき物ではなかった。戦争よりもっと、救い難いものだ。
「願わくば。この争いが六度目の戦端でないことを。そして魔術師と呼ばれる存在。私が、否、我々が。立ち向かわなくてよい相手であることを、願おう」
 彼は街中でおこなわれている二人のサーヴァントの戦いに、常人ながら踊り出る。誇りの象徴である、円形のシールドを携えて。
 彼こそ、正義の味方と、誰よりも多く呼ばれる存在であった。

日々雑談~923~

 ……そういえば、映画グリーンランタン見なかったなあ。いまいちタイミングが合わなかったというのが、大きいけど。流石にDVDorBlu-ray化の後は、迅速にフォローしたい所。取り戻せ! 銀河の光! 
 違う。よく考えてみれば、このキャッチフレーズは何かが違う!

 腰を入れた武侠の拳と、速度をも置き去るようなストレート。二人の一撃は真芯でぶつかり、拳と拳の間で、音と空気を弾けさせた。至近距離で殴り合いを続けていた両者に、自然と間合いが生まれる。
「信じられん」
 アイアンフィストという、殴り合いに最も長けたヒーローの動きを選んで、こうも互角とは。いや、この手の痛みを考慮するならば。タスクマスターは、手を振ることで、拳の痺れを誤魔化した。
 バゼットは、拳を握りしめたまま、タスクマスターをじっと睨んでいる。痛みを誤魔化すことはせず、全ての感覚は、目の前の敵を倒す為に捧げる。マインドコントロールや自己催眠の類を使わずにここまで一貫した存在は、タスクマスターの歴戦の記憶にも、そうそう居なかった。
 タスクマスターは己の過ちを認める。バゼットは強い。この真っ直ぐな強さに、真正面から立ち向かおうとしたことは、愚かだったのだ。
「む……?」
 戦闘が始まってから初めて、バゼットの顔に感情が現れた。
 タスクマスターの構えが、一瞬で変わっていた。スイッチを切り替えたかのように、がらりと、簡単に。求道の拳士の技は、とうに消えさってしまっていた。
「悪いが、いなさせてもらうぞ」
 この地に来て、覚えたばかりの技を、タスクマスターは初めて使おうとしていた。朽ち果てた殺人鬼の技を。蛇は既に、飼い慣らしていた。

日々雑談~922~

 自身の力が思う存分に震えぬこと、力が減少し身に力が入らないこと、様々な至らぬ経験をして来た騎士王にとっても、この感覚は初めての物だった。
 何も感じず、何も湧き出ず、何も痕跡がなく。言うなれば、この感覚は喪失。自分の柱であったものが、根こそぎ消えてしまったのだ。
「余に感謝するがよい。今ここで、貴様は楔からようやく解き放たれたのだ。王者の剣に手を掛ける前の、少女に戻ったのだ」
「皮肉な話だ。下に背かれた王が、此度は聖杯にも背かれるとは。お互い、反面教師とせねばなるまいよ。この、アーサー王でもサーヴァントでも無くなった、只の少女を」
 鉄面の王と異次元の支配者は、装備の重みに負けそうなセイバーを、思うがままに嘲笑っていた。

 ん? いやまあ、キャプテン・アメリカも観てきたことだし、そろそろアメコミカタツキⅡを固めていこうかなと。こうして断片的に雑談に書いていけば、自身のイメージの強化と予告を兼ねられますし。今週辺り、ちびちびとやっていければ。きちんとしたSSや放談を出すには、ちょっとまだ、色々と立てこんでおりまして……。

日々雑談~921~

 キャプテン・アメリカ観てきました。いい映画なので、焦って感想を書かずに、日々雑談でゆっくり書くかちゃんと個別の記事立てをしたいところ。貧弱な青年は、実験動物から虚構を経て、真の英雄へ……!

 結局のところ、フォーゼのJKは「基本小悪党で、手元においておいた方がまだマシ」というねずみ男的ポジションで考えとけばいいんじゃねえのかな。本日、ビビりまくりのJKとノリノリで怪人の前に現れたクイーンのシーンが、鬼太郎におけるねずみ男&砂かけ婆とダブったのは、秘密の話。
 だからうん、もう少し、見守ればいいと思うんだ。初めての本人メイン回兼ライダー部入部回でいきなり元ゾディアーツの生徒に素直に謝るとしたら、それは駆け足すぎてレギュラー降格の危機。いいんだよまだ、あれぐらいのクソ野郎で。一年間、レギュラーとして使うんだろうからさ。大事なところを忘れているとか脚本が雑とかそういう問題じゃなくて、おそらく出し渋ってるんだよ。と言うか、出し渋らせてあげようぜ!
 そして、ゴーカイジャーでは、レジェンドなのにレジェンド以上の期待感を持つ男、君沢ユウキさん登場。尻を出さなかったけど、イイ男を存分に演じてくれたので、大満足。尻は出さなかったけど!

日々雑談~920~

 書籍とゲーム、アクションとFPSそれぞれ形は違うし、本来かち合うものではないけど、これだけは分かる。デッドライジング オフ・ザ・レコードとデッドアイランドとウォーキング・デッドはお互い喰い合ってるよね? いや、ゾンビ的な肉食ではなく、経営学的に顧客層を。

 明日辺り、キャプテン・アメリカ見に行けそうだな。映画は封切り直後に見に行こうとしないと、結構な率で見忘れたままズルズルと。鉄は熱い内に打てと、申しますしね。
 まあ、これ以上先延ばしすると、俺の我慢が効かなくなって平日夜に単身強行軍→置いてかれる管理者→そのままズルズルと上映終了→管理者、DVDが出るまでおあずけのコンボが炸裂してしまうので。確かこのコンボの発祥は、ダークナイト。そのままアイアンマン2やライダー映画で炸裂し、最近ではX-MENファースト・ジェネレーションでコンボ炸裂。あの人、一人で映画観に行くという習慣がないから。なので、キャップ見るよ! キャップ!
 そして、ここまで言っておいてアレなんだが!
 先に、電人ザボーガー観に行ったら、マズいかな……?/p>