日々雑談~3474~
PS4のスパイダーマンにちょびちょび挟まれるMJのステルスプレイに疲れた人に、「旦那、旦那。このSpider-Man: Web of Shadowsだと、ヒロインがMJからブラックキャットに変わるルートもあるんですぜ?」と囁くだけのお仕事。 pic.twitter.com/EQUpyQgd8U
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2018年10月24日
そして、そそのかされてSpider-Man: Web of Shadowsをプレイした人に「お前、ブラックキャットがヒロインになるルートだと、スパイダーマンが悪落ちしてNY壊滅じゃねえか!」とくってかかられつつ、「お前が選んだんだろぉ!」と叫びヴィランとしての正体を明らかにしたい。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2018年10月24日
ヴェノム(シンビオート)がメインで、ブラックキャットがヒロイン候補と、ここ最近の映画やゲームの流れにやけに一致してるなあ……そんな、2008年発売かつ日本未発売なSpider-Man: Web of Shadows。
このゲームのテーマは善悪の分岐でして、主人公であるスパイダーマンは、赤いノーマルコスチュームと黒いシンビオートコスチュームを使い分けてプレイすることとなります。ストーリー中にも分岐点があり、ヒーロー寄りの選択肢を選ぶとスパイダーマンとしての解決を目指すルート、悪寄りの選択肢を選ぶとシンビオートに徐々に支配されるルートとなります。映画のスパイダーマン3における善悪の葛藤を、さらに掘り下げた感じですね。
Spider-Man: Web of Shadowsの舞台はニューヨークなのですが、大半がシンビオートに支配され、地形は変わるわ、市民も怪物化するわ、ヒーローもヴィランもヴェノム化するわで大惨事。こりゃあ、仲間割れしている場合じゃねえ!ということで、悪ルートだとバルチャーやライノやエレクトロを仲間として召喚できます。善ルートだと、ウルヴァリンやムーンナイトらヒーローが召喚可能。まあ基本、バルチャーもウルヴァリンもヴェノム化してるので、ぶちのめさないと仲間にできませんが。ブラックキャットも、悪ルートの仲間&ヴェノム化の該当者ですね。
善悪によりストーリーが二分化し、更にまた細分化。悪ルートとはいえ、ヴィランとスパイダーマンが協力するというなかなかない光景。Spider-Man: Web of Shadowsは、こうして今思い出しても、ありえないものをありえるようにする、挑戦的なゲームでした。