日々雑談~2220~
時間が出来たので、LEGO®スーパー・ヒーローズ: ジャスティス・リーグ〈地球を救え! 〉と、LEGO(R)スーパー・ヒーローズ : ジャスティス・リーグ〈ゴッサム大脱出〉をまとめて視聴。安価で買えて、レンタルもし易い。DCコミックスのアニメ作品中、日本で一番入手しやすいんじゃあるめえか。そんな、レゴジャスティスリーグシリーズ。レゴだから出来るアクションで子供を笑わせつつ、大人だから分かるブラックさもちょっとだけ入れて、思いもよらぬ原作要素でマニアの心をくすぐる。観てみるとストライクゾーンがめっちゃ広い、良いアニメシリーズです。
〈地球を救え! 〉は、縮小光線で地球を小さくしようとするブレイニアックとの、宇宙や時空を超えた戦い。〈ゴッサム大脱出〉は、周りの勧めによりバカンスに出かけたバットマンの代わりにゴッサム・シティを守ることになったスーパーマンと、バカンス先で地底帝国を侵略したベインと遭遇したバットマンの二元中継。〈地球を救え! 〉ではここ最近ドラマが大ヒットなスーパーガールが出演したり、〈ゴッサム大脱出〉は最強の傭兵デスストロークが意外なポジションで出てきたりと、サービス精神と工夫、共に旺盛。
ブレイニアック「スーパーパワー、スーパースピード、スーパー戦士……ジャスティスリーグはスーパーばかりだが、このバットマンだけはスーパーじゃないな。コイツはどうでもいい」
スーパーマン「君(バットマン)の居ない間のゴッサムは僕が守るよ。ここの犯罪者は、殆どスーパーパワーを持ってないんだろ? だったら僕には何の問題もない」
両作品でそれぞれ、わかりやすいフラグを立てる男たち。当然ながら、ブレイニアックはバットマンに出し抜かれ、スーパーマンはジョーカーにメタメタにされるわけですが。
ふっ、最初は「この宇宙人野郎(スーパーマン)、誰かが監視してなきゃダメだろ」との人間不信でジャスティスリーグ入りして、一年ぐらいしてだんだんデレてきたものの、今までが今までなせいでジャスティスリーグの友人の輪の中で唯一“同僚”扱いのバットマンをなめるなよ! つーか、ブルース・ウェイン。攻略難易度高過ぎるだろ! 乙女ゲーやギャルゲーなら苦情が入るレベル。アーケード時代のアイドルマスターの千早や伊織だって、もうちっとマシ……いやそうでもないな。互角だな、互角。
チアガールのアクションとノリを戦いに組み込むスーパーガールを見て、若さについて考え始めるワンダーウーマン。普段会話の途中で居なくなるバットマンに慣れたせいで、ちゃんと話を聞いてくれるスーパーマンに驚くゴードン警部(人が話している最中に居なくなるなんて、失礼じゃないですか:スーパーマン談)。悪役らしく自分の陰謀を明かそうとしたら、全部バットマンに先に言われて「いるんだよなあ、こうやって悪役の見せ場を奪うヤツ」とグチるベイン。レゴには、一服の清涼剤となる緩さがある……!