日々雑談~5865~
すげえ当たり前のことをいいますが、やはりHUNTER×HUNTERは面白い。ジャンププラスに掲載されてる、キメラアント編を読んでの感想なのですが、当たり前ってのはこうして時折口にしないと、当たり前過ぎて忘れるものなのです。
ハンターハンターと言えば、様々な分野にて超人的な能力を持つハンターたちの物語。登場人物の大半が玄人であり、その思考には甘えや隙がない。それでも、人である以上、感情が判断を鈍らせ、相手の思考が上を行き、他人の思いもよらぬ行動によりままならないことは多々ある。ハンターハンターの面白さの一つは、登場人物たちの経歴に根付いた思考と、様々な要素が絡み合うことによるままならなさだと思っています。特にキメラアント編は、異なる生物であるキメラアントの哲学や思考、作中人物の誰もがかなわない最強無比の王、偶然巻き込まれ物語の流れを変えてしまったコムギの存在と、実にままならなくてねえ。休載は多いものの、週刊ペースで毎週策謀と偶然が交錯するんだから、実にたまらんものがありますよ。
いやあもう、早く続きが読みたいなあ……。