日々雑談~1936~

 昨日は更新出来ず、すみませんでした。技術的な都合で、管理ページへのアクセスから不可に。原状回復したので、最近の抑え気味ペースなものの、通常営業開始です。いやしかし、告知も出せない事の、もどかしさを知りました。不具合、超怖い。

 ウェブ漫画サイトのマンガボックスにて、アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン エピソード0のマガジン連載時に告知されていた、新連載マーベルゾンビーズについての発表が。名づけてアベンジャーズ/ゾンビ・アセンブル。ディスクウォーズと同じ、日本発のマーベル作品! 作者は、エピソード0と同じ小宮山優作先生。こりゃあ、最高に面白い展開だな! 邦訳もいいけど、こういう日本制作の作品には、なんとも言えないドキワク感があるし! アベンジャーズが新たに直面するゾンビ騒動。映画準拠のメンツで推し進められたら、それはそれで新しいドラマが見れそうな。元祖は世界観が広い都合上、個々のドラマが薄めだったというか、もう開始時点でゾンビだったしなあ……。さあて、ネットの上のボールは、底なしの絶望と光ある絶望の、どっちに転がるかなー。

 昨日のアルティメット・スパイダーマン:ウェブウォーリアーズはアントマン回。映画連動とするには、(日本的に)少し早めの登場となりました。アントマンによるミクロの決死圏、ディスクウォーズでも登場しなかったので、非常にわかりやすい能力のデモンストレーションだったのではないでしょうか。中の人に関しての描写は薄めでしたが、アルスパのテンポだと、そのへんの取捨択一は仕方ないかなと。直球なヒーローらしさから観て、映画に出る、二代目アントマンことスコット・ラングだとは思うのですが。つーか、ピムやエリックは若干ひねくれてますしねえ。
 こんなこともあろうかと!で大活躍だった、アマデウス・チョー。何気に彼もまた、アントマンに縁のあるヒーロー。本人がアントマンになったわけではないですが、当時遺品であったスコットのヘルメットを装備し、テレパシー能力を使用していた時期が。アニメでもテレパシー用のヘルメットを渡していた辺り、この辺を加味してのチョー大活躍でもあったのでしょう。だとしたら、芸細かいなあ!

アマデウス・チョーとヘルメット

 

日々雑談~1926~

 アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロンを観た後に、マガジンに載ったエピソード0を観ると、そこに至るまでの経緯が察せて、結果新鮮。なるほどなあ。
 エイジ・オブ・ウルトロンを観た後、売店に子供のグループが複数居て、アベンジャーズのファイルやキーホルダーを買ったり買ってもらったりしているのを目撃。今までそんなに見たことのない若年層の増加。ディスクウォーズやアルティメット・スパイダーマンが掘り出した、新たな層かねえ……。だとしたら、キング・リュウさんを始めとしたスタッフの挑戦が、一つの実となった瞬間を目にしたようで、なんかこう、めでたいけど!

 派手な設定変更でどうなるかと懸念されていたドラマ版デスノート、ながら観していたら、意外と面白かった……。原作の月がデスノートという異能の一突で壊れた天才なら、ドラマの月はデスノートの一突で溜め込んでいた物が開花していく平凡な青年。原作を無視するのではなく、原作を逆手に取った展開を用意していく感じで。世に出て十数年、劇場版、アニメ版を経て、世間が観なれてきた作品のリブートとしては、悪くないんじゃないかと。原作デスノートとドラマ版デスノートの関係は、元祖アベンジャーズと、アルティメッツの関係に近いのかも。原作の拡大解釈(例:ハルクの暴走に性欲や食欲もプラス)に思い切った展開(例:X-MEN壊滅、スパイダーマン死亡)で、アベンジャーズを逆手に取りつつ出来ないことをやってきたアルティメッツ。開き直りも、貫き通せば面白い。
 ドラマ版デスノは、アラもネタもあるけど、一緒にキラリと光る部分もあるな!の半々状態。崖下に転がるか上へと登っていくか、ドキドキするぐらいにゃあ面白く。これ本気でダメな作品だと、崖下しか選択肢ないからなあ!

日々雑談~アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン エピソード0関連の諸々~

マーベル公認!アベンジャーズ最新作の前日譚マンガ、世界で唯一週マガに(コミックナタリー)

 というわけで、今週のマガジンに、読み切りのアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン エピソード0が掲載されております。“ヒーローに向いてない男“アイアンマンことトニー・スタークと、彼に付き添うペッパー・ポッツの物語。それでいてあちこちに、エイジ・オブ・ウルトロンの伏線となるであろう物を配置、更にはエイジ・オブ・ウルトロン以後の展開をも示唆する要素もありと、映画前日譚かつ、読み切りとしての1エピソード、マーベル・シネマティック・ユニバースへの期待を高める作品、全方面にて高水準な漫画でありました。アレに関する設定がこうなるとしたら、今後登場が予定されているあのヒーローは、原典原作とはかなり変わった感じになるよなあ。
 作者である小宮山さんが、日本で求められている物は心情の変化といった繊細さなのではと言っているだけあって、ヒーローらしい派手なビジュアルを確保しつつ、しっとりとした趣ある作風にもなってます。見事な、ローカライズかと。
 BRUTUSの進撃の巨人コラボの時もそうだったけど、普段専門店やデカい書店しか買えないアメコミが、全国のコンビニで売ってるぐらい手に入りやすいって、やっぱ画期的だよなあ。今回は、あくまで漫画だけど。
 そしてしれっと柱に書いてあった、マンガボックスにてマーベルゾンビーズ連載との報。いったい何処の誰が正気を失ったんだと思いつつ、すげえなコレと。訳したものを載せるのか、それとも新たに漫画として描き直すのか。掲載物のラインナップを見れば分かるの思うのですが、マンガボックスはゾンビものだけでなくデスゲームにモンスター・パニックと、結構血なまぐさいのでシナジー狙えそうなんですよねー。逆に言うと、埋没してしまう可能生もあるのですが。なんにせよ、良い場です。
 しかしマーベルゾンビーズ、直接邦訳を出してるヴィレッジブックスでは歴代トップクラスの売上、小学館プロダクションでも後半がっつりゾンビーズが関わってくる関連作が予想外の数字を叩き出したりと、このアメコミ邦訳二大出版社にてかなりの存在感を示しているんだよなあ。そりゃ、改めての日本進出やローカライズもいけるか!