日々雑談~1890~

>地元書店にデップー邦訳版入荷。しかも『店員のオススメ』的なポップが。この田舎(東北最南端)になんたる剛の者がと思ったですよ(笑)

 まさに、気合入れていきます!な状態ですね! デッドプールを始めとしたアメコミ邦訳(高額な趣味の本)は、固定客が付けば本屋さんにとっても美味しいので、是非とも上手く行って欲しい所。特にデッドプールは、なんかの拍子で売れたりする率が高いし! 映画がまだでも、アニメはゲスト出演でも、頑張ればどうにかなるさ!

>アナログゲームはデザイナーの嗜好が見えてきておもしろいですよね。3、4人でワイワイ騒ぎながらやるのでしたら「ダンジョン・オブ・マンダム」もおすすめです。またボードゲームでは是非とも「カタンの開拓者」をどうぞ。

 ダンジョン・オブ・マンダム、このハッタリ有りなチキンレースっぷりは、ウケるかも。ありがとうございます、チェックしておきます! カタンの開拓者もぜひやりたいのですが、まずコレは好むメンツを集めないと……。
 そして魔軍棋に関しては、プレイレポートを発見。なるほどなるほど、こうして遊んでこう適用すればいいのか。こうやって写真付きのプレイレポートがあると、一気に距離が縮まった気がするな!

犯罪都市を舞台に女性ヒーロー描くアクション、ジャンプで始動

 最初、今週のジャンプの表紙を見た時は「女子プロレス物? やばい、大好物じゃないですか!」と。そして中を見てみたら「アメコミヒーロー物? やばい、大好物じゃないですか!」と最終的に大好物に着陸。そんな新連載、レディ・ジャスティス。
 アメコミオマージュものとなると、僕のヒーローアカデミアとの競合が懸念されますが、むしろ主人公最強物としての対抗馬は、斉木楠雄のΨ難や暗殺教室。ヒーローアカデミアが超人の居る世界ベン10や超人たちの学園X-MENだとしたら、レディ・ジャスティスはスーパーマン。ただ日本を舞台にするのではなく、「恥じらい」という独自の要素を「ヒーロー」に掛け算してみて、ジャンプの、日本の読者層に受け入れられるようにしてみる。こういうローカライズは大事かつ面白いですし、ぶっちゃけ俺もやってみたいな!と思う側の人間。舞台が剛寒市(ごうさむし)で、「彼が出た時点でそれ即ちヒーローコミックスになる!」な大物っぽい人が居たりと、ネタは拘らず幅広く拾っている感じ。うんうん、イイヨー。
 しかし、アメコミオマージュものとしてヒーローアカデミアとは被っているわけですが……コレ、ジャンプ編集部が「アメコミオマージュ」を推せる物として認めたってわけで、何気に凄いんじゃなかろうか。推すにしても競わせるにしても、そのジャンルに可能性が無ければ、まず本誌誌上でンな事しませんからね。
 タイバニにヒーローアカデミアのようなオマージュもの、映画やディスクウォーズといった取っ付き易い作品、色々な人や切り開いてきた道が、また一つ上のステージに。直接オマージュでなくとも、部品としてアメコミの要素を使っている作品も多い昨今、こりゃあ思いもよらぬでっかい方向性で面白くなってきたか?

日々雑談~1889~

 今週のキン肉マン、バッファローマンに被る、漫画プロレス業界の大物タイガーマスクの姿。タイガーマスクも、レスラーとしての基礎にある悪と自身が持つ善に苛まれ、全てを振り切り善悪乗り越えた本当の自分として戦えるようになったのは、最終盤だったしなあ。多少ひねた面はあるものの善を突っ切ってきたキン肉マン以上に、善悪で揺れるバッファローマンはゆでたまご先生の原初の一つ、梶原一騎作タイガーマスクに近いのかもしれない。

 放課後さいころ倶楽部の影響もあって、久々にアナログゲーを購入。多人数物としてはカード・オブ・ザ・デッドがあるので、今回は1対1となる魔軍棋 MA-GUNGIを購入。時間がなくて、練習を一回しただけなものの、コレは中々……。コンセプトとしては魔王亡き後、覇権を争う魔物たちの戦いなのですが、まず自軍の戦力や施設をランダムではなくドラフト方式で選ぶのが面白い。つまり、互いが手にしたカードは最初からお互い分かっているわけで。相手の戦術が成り立たぬようにキーカードを取ってしまうのもアリだし、別の戦術で真正面からぶつかってもいい。そして戦場では伏せの概念があるため、互いに斥候や隠蔽と言った情報戦も求められる。情報を制さなければ、戦術を打ち出すことも出来ない。深いし面白いぞコレ。
 各カードの能力や効果を覚える必要があるため、初心者同士の対戦には向いていないかもしれませんが、覚えること自体は簡単なため、多分2~3回プレイすれば共に習得できる感じ。そして成熟が面白さに直結する。正義と悪ではなく、悪と悪の対決なため、出てくるのはだいたいオークやゾンビやデーモンで、えげつないのがわんさか。コイツあ、安い買い物だったかもしれん。