日々雑談~5937~
前線指揮官としてはわりと軽率でカッカしやすいところがあるものの、陣営を傾けるほどの敗北はしてないし、そつなく領地を収めてくれると、夏侯惇は地方行政官や軍司令官としてはありがたい人材ですな。いや別に、唐突に暴れて荊州全部持ってかれたどっかのヒゲの悪口じゃなくてですね?
— 藤井三打 (@nikuzousui) January 26, 2026
真・三國無双ORIGINSをプレイ中に、中国で軍の最高幹部が粛清されたとのニュースを聞き、なんとなく粛清とは真逆のまま人生を全うした夏侯惇のことが頭をよぎった。ほぼ夏侯惇と同じルートだったものの、最後の最後で幼馴染の劉邦を裏切ってしまった盧綰のように、最後の瞬間まで友のままでいるというのはえらく難しいことであり。曹操よりさらに難しい毛沢東とずっと友人のままでいた朱徳って人もいたけど、むしろここまでいくと立ち回りの上手さがちょっと怖い。
隻眼の猛将イメージのある夏侯惇ですが、うっかり呂布の部下(姓名不詳のレベルな武将)に捕まったり、しばらくしたら呂布配下の高順にボコボコにされて劉備救援作戦に失敗したり、またその後は博望坡の戦いで今度は劉備にメタメタにされたりと、武将としての能力は魏のトップクラスの張遼や曹仁や夏侯淵と比べると一枚落ちるよなあというのはどうしても。ただ、高順も劉備もだいぶ強い武将で、有名どころ以外にはちゃんと夏侯惇も勝ってると、ギリで一流な気はするんですよね。あと何より夏侯惇は、誰々と関係が悪かったり嫌がらせをしたみたいな話が残ってないのも評価点。よーよー、お前の嫁さん、宴席に連れてこいよーと部下にダル絡みした話はあるけど、それぐらいかなあ。なんでこんな話が残ってるんだ……。
ヒゲこと関羽の地方行政官や軍司令官としての評価は、三国志著者こと陳寿の評の「関羽は剛情で自信を持ち過ぎ」が全部な気がする。前線指揮官としては同時代の一流がべた褒めな関羽がまず上だろうけど、地方行政官や軍司令官としては夏侯惇の方が上じゃないかな。ただ、蜀の有無も言わせず荊州に居座るって方針だとたぶん関羽の方が居座り向きだわな。居座った結果、あんなことになったわけですが。