ののさん~その3~

※注:このSSは公式的なものでは一切ない、私的なカオチャネタです。

雛絵「ふーん、“わたしがなんで怒っているかわかる?”ねぇ……もし相手が正解を言い当てても答えをすり替えることができる質問をして、どうなるんでしょうね? 本当か嘘か問う段階にも達してないです。これは問いかけというより、相手を追い詰めるだけの台詞で…………宮代先輩? ちょっといいですか~?」

伊藤「待て。有村。悪いことは言わんから、止めとけ。でないと、レベルの差を知ることになるぜ?」

 

乃々「ねえ、拓留? わたしがなんで怒っているかわかる?」

拓留「あ……う……」

 

伊藤「見ろ、副部長を前にしての、あの宮代の腰の引け方。逃げようとしても、アレはもう無理ってヤツだ。知ってるか? 副部長からは逃げられないんだよ」

雛絵「なるほど。アレがプロの追い詰め方ですかー。ところで、副部長、宮代先輩も見つつ、こっちも見てますよ」

伊藤「やべっ……知ってるか? 副部長からは逃げられないんだぜ……?」

雛絵「ホント、知りたくなかったんですけど。何、わたしまで巻き込んでくれちゃってるんですか」

 

神成「一日の内、怒っていたり不機嫌な時の方が多い人だと、“私がなんで怒っているか”よりも“私がなんで怒っていないと思う?”と聞かれた方が怖いな」

久野里「ほう……なら聞こう。私がなんで怒っていないと思う?」