日々雑談~2399~

 本日発売な、フィアー・イットセルフ。力と力がぶつかり合う構図が素晴らしく、自分にとってかなりお気に入りなエピソードの一つです。ヒーローが恐怖に立ち向かう姿というテーマも王道。王道はいいぞ、王道は!

 

ジェームズ・キャメロン、「ワンダーウーマン」はハリウッドにとって“後退”――パティ・ジェンキンス監督が反論

 ターミネーターのサラ・コナーやエイリアン2のエレン・リプリーと、女性ならではの母の強さを撮ってきたキャメロン。
強く、気高く、美しく。男性に負けぬ強さを持ったワンダーウーマンを撮ったジェンキンス。
 なんというか、お互いの女性の強さへのイメージが違うので、議論がちとすれ違っている気がするな。どっちが正しいとも、間違っているとも言えない。男性同様が進歩なのか、退化なのか、互いの目線がすれ違ってる。

 女性ならではの強さを撮ってきたキャメロン目線だと、ワンダーウーマンがしっくり来なかったのも、わからんでもないです。ぶっちゃけ、ワンダーウーマンのストーリーラインって、ワンダーウーマンやアマゾネスの性別を入れ替えて、オリンポスから第一次大戦の世界に出てきた半神半人の英雄譚「ヘラクレス」にしても、なんとか作品になっちまうもの。女性ヒーローが主人公であること、女性監督が撮ったことで、女性の映画という外部イメージは強いですが、ストーリーラインとしては、そこまで女性に重きを置いてないと思います。フェミニズムに関わってくるシーンはあるものの、あまり強烈ではないですしね。

 実際、そのへんを気にせず、映画を楽しんでいた自分としては、どうしてこうなった!という感じです。
 ただ、この議論でそれはちょっとどうだろう? と思ってしまうのはジェンキンスの反論の「ワンダーウーマンが全世界の女性にとってどういう存在であるのか、何を象徴しているのかをジェームズ・キャメロンが理解できないというのは、驚くべきことではありません。彼は素晴らしい映画制作者ですが、女性ではないのですから」という部分ですかね。
 女性ではないからわからないと言ってしまったら、もうそこで終わりです。ならばもう、ワンダーウーマンの批判批評は女性にしか出来ないし、そもそもキャメロンと同じ意見を女性が持っていたら、どうするのか? 立場で封殺しようとするこういう反論の仕方は、どうにも筋が悪いというか……。

 というか、ジェンキンスさん、かなりカチンと来た上でのコメントですよね、コレ。そもそもキャメロンの言い方も、結構キツいんだけどさ。事態が落ち着いてくれるといいなあ。

日々雑談~2396~

 映画ワンダーウーマンを観てきました。この映画で、DCエクステンデッド・ユニバースが目指す方向性や作風が、浮き彫りになってきたような。良くも悪くもDC映画って言い方するなら、良いとこがだいぶ勝ってたかな? あと、夜中の戦いでのライティングや薄暗い場所でのカメラワークと、今までのDCの映画よりも見やすさが追求されていたのも良かった。なにせ、眼が疲れない! ……そして、こういう観客を意識した改善こそ、大事なことだなーとおもったり。

 細かい話は後日に回しますが、女性ヒーローの作品として、ガツッ!と後に続くであろう女性ヒーローの足場となれるだけのポテンシャルはある作品でした。

 

 今日、ドラゴンボール超の亀仙人やキン肉マンのティーパックマンと、今までのファンの認識を超える強さを発揮するキャラのカーニバルすぎやしませんかね……。大ベテランの磨き上げられた経験や魔封波やよいこ眠眠拳のような懐かしの技を駆使しつつ、己の限界を超えてみせた亀仙人。ウォーズマン戦での敗北から、あの負け方は二度としないと自らをビルドアップしてみせたティーパックマン。

 元強キャラや弱キャラと思われていた男たちの大逆襲。とにかく燃える、その勇姿。亀仙人は勝ち星+生存という戦果を残してみせたけど、ティーパックマンはどうなるかなあ。ティーパック攻撃以外の何かがあれば、きっと……

 

 仮面ライダーエグゼイド最終回。正直なところ、自分にとってのエグゼイドは最初しっくりこなかったものの、最終盤ではそのしっくりこない部分が愛おしい、もしくは愛おしさの伏線となっていたので、今となっては「すいません! マジで面白かったッス!」と土下座したい気分。

 SFCっぽいかな? と思ったゲーム要素も、最終的にはある意味時代の最先端なソシャゲにも対応。どうすんだコレと思ったレベル1も、最終盤の勢揃いでスゲー!と。檀親子の熱演のような思いもよらぬ産物もあったものの、それが上手く回ったのは、1年を通して方針やゴールがブレなかった堅実さあってこそかと。

 じわりと好きになるって、一年やる作品ならではだよな。

日々雑談~2249~

『CHAOS;CHILD らぶchu☆chu!!』公式サイト

“僕は、このくそったれなゲームを……リタイアします♥”

お前頑張れよ! あきらめんなよ! でもあきらめれば最終的にそれはそれで……いやいや、頑張れよ! ファイト!
カオチャに関しては、ヒロインのランキング付けさえ難しいレベルなので、らぶちゅに関しては待ってたぜ!としか言えず。でも、殿堂入りは乃々かなあ。人生の中で、あそこまで深入りして、心底悩み抜いたヒロインは、流石にそうそういねえよ……当然、謎である彼女もな!

 

 映画ワンダーウーマンの新トレーラー。雷神の血を引く女戦士が、第一次世界大戦、その戦場に立つ。
 うむ。この構図の時点で、素晴らしい。神VS宇宙人、魔王VSクライムファイターのような、異種格闘技戦じみた光景こそ、アメコミの華よのう。バットマンVSスーパーマンでは師匠の如き落ち着きを見せてましたが、時間軸として数十年前となる映画ワンダーウーマンでは、若さや未熟さ、悩む姿にも焦点が当てられるとか。何にせよ、楽しみよ。
 あと地味に、薄暗い構図はあるものの、明るいとこでのアクションシーンがあるのもいい。DCの映画って、なんでだか暗いところでのアクションシーンが多くて、総じて見難くてなあ……。マーベル映画だと、夜でもネオンやヘッドライトといった光源でサポートしたりしていて、雰囲気と見やすさが両立しているんだが。家でならともかく、映画スクリーンだとちと目が疲れるので、この機会にここだけは一新してほしいところです。いやでもひょっとしたら、俺の目が老いてきただけなのか……? オウ……ノウ……。