日々雑談~2273~
今年の秋のCOMIC1で出したFGOコピー本「多重螺旋のウロボロス」が若干数見つかりましたので、もしこの本が欲しい方は、コミケ当日、当サークルの本をお買上げになった際にコピー本がほしいとの旨をお伝え下さい。おまけとして、お付けいたします。
先着特典として無料配布するほどの数は無いので、今回はホームページやTwitterを見てくださっている方へのサービスということで。なお、内容自体は、普通のFGO二次創作です。変化球ではなく、ストレート。むしろTYPE-MOON島で売るのならば、こっちの方がいいのでは疑惑……。
2017年もラストということで、はて今年の作品で何か良い物あったかしら?と思い出す段階に。
とりあえず、漫画で推したいのは……セレベスト信長。アメコミの邦訳なら、ザ・ボーイズかね。ザ・ボーイズは本国ではちょっと前の作品だけど、邦訳は今年出たということで。
セレブ同士のマウンティング、おもてなしバトルを題材としたセレベスト信長と、クソ野郎以下のヒーローが蔓延る世界で、彼らをとっちめる「ザ・ボーイズ」の活躍を描いたザ・ボーイズ。両作品の共通点としては、人、発想、掲載スペース、全てが揃ったことで完成した作品と言うことですね。作品は何処かに躊躇があったら世には出にくいし、この二作は躊躇を招きやすい点が多い作品。でも、こうして商業ベースで世に出回った。その時点でスゲエと思うんですよ。純粋たるオンリーワンな作品です。セレベストは贅を尽くしたマウンティングをも超える男の器の大きさ、ザ・ボーイズはドラマ化された際にとんでもないことになるのは確定なヒーロー像、どちらも中々余所では見れないもんだから。
そんなことを書いている最中、これは2017年のトップランカーなのでは!?となる読み切りを発見。いや、表紙のさわやかさからこういうのはちょっと……となりそうなのがウチの客層というか、ぶっちゃけ俺自身がそうなのですが、とりあえず読んでみてほしいところ。何度も読み返したくなるというか、読み返すべき良作。作者の視点の広さでは、群を抜いている。つーか、広くないとこういう仕掛けはできんよ!
まさか、年末にこれだけのモンが出てくるとは思ってなかった。世の中は未知と新鮮さで溢れているわ……。