日々雑談~5780~
ワンオペJOKER – 宮川サトシ/後藤慶介 / 第3話 拡散する悪意 | コミックDAYS https://t.co/fgrhRb3UwA
あー、そうか! タイトルが「ワンオペジョーカー」じゃなくて、「ワンオペJOKER」なの、傑作グラフィックノベルの「JOKER」のパロディだったからか!— 藤井三打 (@nikuzousui) February 11, 2021
ああそうか! そういうことか! となった、ワンオペJOKERの第3話。悪の意外な顔や育児物も珍しくない昨今、どうやって差別化するんだろう……と思ってたら、一気に第三話でロードマップがピカーン!と。1話と2話で「ジョーカーが赤ちゃんになったバットマンを育児する話」とシンプルにキャッチーさを作りつつ、3話で更に踏み込む。いきなり踏み込むと材料が多すぎて読者が混乱するので、順序としては正しいね。なにせコイツは、いろんな層がみる漫画雑誌の作品だからな! HAHAHA!
ワンオペJOKERのジョニー・フロストは、JOKERのジョニー・フロストによく似ている……というか、ジョニー自体JOKERにしか出てないキャラみたいなもんですからね。JOKERを参考にしなければ、出てこないでしょ。 pic.twitter.com/xs7wy0azWQ
— 藤井三打 (@nikuzousui) February 11, 2021
なんでワンオペJOKERはJOKERのパロディやオマージュと位置づけたかというと、理由はコレです。ジョニー・フロストって、JOKERにしか出てこないキャラなんですよ。後継作とも言えるバットマン:ダムドで死体が見つかった、映画スーサイド・スクワッドでジョーカーの腹心として名前が使われていた。本当にこれくらいのキャラ。
数少ないジョニーの特徴の一つが、バツイチで子供もいることなんだけど、よくもまあここに注目したと言うか。ジョニーが子持ちであることからワンオペを思いついたのか、ワンオペのストーリーに適しているからジョニーを使ったのか。卵が先が鶏が先かは、わからんですが。とにかく、ジョーカーの手下は何人かいるけど、そりゃ子持ちとなると数は限られるからなあ。
ジョニー・フロストがジョーカーの元に向かい混沌に巻き込まれるのがJOKERなら、ジョニー・フロストがジョーカーの元に向かい育児の混沌に巻き込まれるのがワンオペ・JOKER。JOKERはすでに日本語版も出てるので、日本でもセットで楽しめちまうんだ!https://t.co/gyYldK61Oh
— 藤井三打 (@nikuzousui) February 11, 2021
いやしかし、日本で邦訳が出ている傑作とはいえ、映画に比べれば一般的な知名度では劣るJOKERをパロディ化するとは……ここ最近の日本発のアメコミ系作品は、とにかく一歩先へと進んでる。
それはそれとして、モーニング掲載の最新話4話のオチは、思いっきり日本のローカルネタだけど、ちゃんと説明してDCの許可を取ったんだろうか、それともフリーハンドでやっていいですよ!と言われているんだろうか。あんまりにらしい台詞過ぎて、違和感ないっちゃ無いけどさ!