日々雑談~6750~
ここ数日、バタバタしていて更新できず申し訳ありませんでした。
気づけば、今年も残り一ヶ月切ったか。早いなあ……。
シティーハンター THE MOVIE、原作とアニメを足してフランス映画をかけたら、超面白かった。明るく、激しく、楽しく!
— 藤井三打@C97日曜ほ-38b (@nikuzousui) 2019年12月1日
明らかにシティハンターのラインから外れた笑いやコンプライアンスのぶっとびっぷりもあるんだけど、それが全部面白いってのがね! フランス映画、恐るべし……!
— 藤井三打@C97日曜ほ-38b (@nikuzousui) 2019年12月1日
今日は映画の日なので、シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションを観てきました。今年の前半は劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>で、後半はシティーハンター THE MOVIE。最初と最後がこうだと、一年間シティーハンターに染まってた気分になるね。
いやあ、ザ・ムービーの何がすげえって、キャラクターの再現度ですよ。冴羽獠も槇村香も人種が違うのにああこれだ!となる再現度。野上冴子なんて、顔も人種も違うのに、ひと目でああ冴子だわ……とわかるもの。冴子でないのに、実に冴子。この再現度合いは、様々な人種の活躍が増えているハリウッドも見習うべきだわ。人種の壁は、工夫と雰囲気で乗り越えられる。
そして再現度でずば抜けているのが海坊主と槇村秀幸。本人ですと言うしかない完成度の外見、二人ともアニメ版の玄田哲章と田中秀幸が吹き替えを担当しているので、もはやパーフェクト。そしてCVだと、新たに槇村香役についた沢城みゆきさんが凄まじかったです。前任者の伊倉一恵さんの若い時の声、蓮っ葉な感じの香そのまんまだったもの。人は、ここまで声を使い分けられるのか!
監督のノリか、フランス映画の流儀か。あきらかにシティーハンターでないものが入っているけど、それが楽しいので個人的には問題なし。実写版ルパン三世ぐらいにオリキャラも突っ込んでるんだけど、オリキャラが目立ちすぎていたルパンとは違って、シティーハンターは上手くバランス取れてるんだよな。ゲスト役としての立ち位置のわきまえ、三枚目や敵と主人公を食わない立場。端的に言うと、制作のバランス感覚が優れているのでしょう。これも、二次創作をする上で見習いたい感覚。
明るいパリから来た、ごきげんな映画。ステレオタイプなフランス映画のイメージに、かっちりハマっているのが本作。実際のフランス映画は結構暗い作品も多いけど、子供の頃に思い描いていたフランス映画のイメージは、こんな感じよ! とにかく、笑いありアクションあり、海の向こうから来た王道映画なので、おすすめです。
しかし、結構バイオレンスもセクシーもぶっこんでるのに、シティーハンター名物のアレが無いんだよな。フランスのコンプライアンスは、ようわからん……。