日々雑談~5817~

 よくよく見たら、レシピの内容がめっちゃドーピングコンソメスープね……マーベルのデッドプール、集英社の脳噛ネウロ、講談社のクッキングパパによる夢のコラボ。たぶん講談社は巻き込み事故。実際、海の向こうのリアクションとクッキングパパ自体の認知度は気になるものの、なんとかなるだろ。先のことや向こうのことを考えて縮こまったら本末転倒だしな!

 Amazonと海外漫画の大手配信サイトのComiXologyが組んでいることもあり、大抵のコミックはKindle化しているものの、Cooking with DeadpoolはKindleに無いんだよな……ジャンルが料理本なせいか、はたまた別の都合か。なお、ジャンルをグラフィックノベルにした場合、ベストセラーランキングを席巻する鬼滅の次ぐらいには英語圏で売れている模様。鬼滅の映画が当たったとは聞くけど、1~10位のうち半分くらいが鬼滅なのを見ると、原作を牽引する勢いで売れてるんだなあ……。向こうの人、日本に比べ、そもそも漫画読まんし。地殻変動の時代ってやつかね。

日々雑談~5772~

 流石に一日で読み切る量じゃねえよ!ということでゆっくり読んでるけど、やはり通しで読むと発見や感慨があるねー。両人とも初期キャラなのに、かたや親戚、かたや会社とフィールドが違った結果、九百話ぐらいまでまったく関係のなかった荒岩母と東山常務の出会いなんかはその一例。まあさ、各キャラの結婚や成長だけでも、それを見守り続けてきた親戚のような気持ちがあるんだけど。時間軸がある程度現実と即した、長期連載ならではよね。

 なんだろうねえ、髪を切りに行くだけだったり、近所にサイクリングに行くだけだったりと、ゆっくりとした日常の話が多い作品だけど、なんだか俺もどこか知らないところで時計も見ずにぼーっとしながら、クッキングパパを読みたくなってきたよ。今の御時世だときついけど、全巻買ってタブレットに入れて湯治にでも行きたいねえ。バトル漫画で意気軒昂、ヤクザ映画で肩で風を切って歩く、ならばクッキングパパを読んで穏やかになるのもおかしくはないね。