日々雑談~2386~
ピーターラビット観ました。登場人物も登場動物も全員、頭がカーっとなって暴走している時のロビンマスクみたいなノリで生きてるハイテンションライフ。やっぱイギリスは紳士の国だな! pic.twitter.com/YvGueTAVl6
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2018年5月26日
原作者がモチーフに入っているであろうヒロインすら頭おかしいって、相当だと思うの。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2018年5月26日
そんなこんなで、ピーターラビットを観てきましたよわっほい。ピーターラビットは害獣、人間とウサギの生存戦争、マグレガーおじさんの地獄門とTwitterのタイムラインにすげえ情報がゴロゴロ流れてたけど、実際観たらだいたい合ってた! こうなるのは、わかってたよ。最初はなんとかファンシー路線で押し通してた予告編が、公開に近づくにつれて、ファンシーからバイオレンスが漏れ始めてた時点で……。表紙詐欺という意味では、アマゾンズを軽く越える域。ランペイジの巨獣たちって、お行儀いいほうだったんだなあ。
映画ピーターラビットは人とウサギが命のやり取りを繰り広げるバイオレンスさがあるけど、原作におけるマグレガー夫妻の生々しい痛みが混じったウサギへの敵意を薄めた上で、ウサギに抵抗するだけの力を与えているのだから、むしろ映像化に際して優しさがあるのではなかろうか。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2018年5月26日
映画ピーターラビットって、「今の時代にピーターラビットが生まれたら、こんな感じなのでは?」みたいなアプローチで作られている気がせんでもない。ところどころ「カカシ」や「3つの植木鉢」のような原作ネタもあって、方針としてはアイアンマン(第一作)と近いんじゃあないかなあ……。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2018年5月26日
つーか、もし原作準拠で作ってたら、弱きピーターラビットがマグレガーおじさんから逃げ惑う、ホラーめいた映画になっていたのでは……子供向けらしい教訓があったり可愛らしい絵柄だとはいえ、ピーターラビットって直球ファンシー路線ではないよなあ。マグレガー夫妻、兎の皮の有効活用について考えていたり、新しいパイ皿を用意したりと、ゴールデンカムイの登場キャラクターと思考回路ほとんど一緒だぜ? 子供の頃、しかけ絵本な原作をずっと読んでいた人間的には、この路線の映画化は十分アリだと思う。ただ、ピーターラビットたちの反撃手段がたいてい身近な道具をつかったヤバい行為なので、子供に見せるのは少し悩む!w
ガンガンぶちこんでくるブラック気味のネタでゲラゲラ笑い、力技でイイハナシダナーに持っていってしまうパワー。映画ピーターラビットは観ておいたほうがいい作品ですぜ。大丈夫、このサイトでこの文章読んでる人間なら、十中八九楽しめるから!
三姉妹の末のカトンテールがなんでああなったかは知らねえよ! まさか「十四松ポジション」とか「デッドプール2最大のライバル」みたいな評価をウサギにするとは思わんかったよ! あの天真爛漫な狂気、年齢制限かけなくて大丈夫なの?
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2018年5月26日
いやホント、カトンテールだけはよくわからない。足止めを依頼されて、「右足を折る? 左足を折る? ああごめん! 変な質問しちゃって! 両方だよね」と可愛らしい声で言い放つんですよ、アイツ。家族というブレーキがあるから他人の両足は無事だったものの、ブレーキ無くなったらどうなっちまうんだ、アイツ。