日々雑談~5855~
サント VS ゾンビ(字幕版) https://t.co/XiSbsebLUS
「さあ、わたしからのプレゼントだ。このサントVSゾンビを見た後には、サント VS 吸血鬼女がある。エル・サントの活躍を思う存分みたまえ」
「プライムさんって、やっぱりぼくらが想像してたとおりの人だねッ!」— 藤井三打 (@nikuzousui) December 6, 2021
サント VS 吸血鬼女(字幕版) https://t.co/MDrlm832GZ
エル・サントシリーズは「俳優によるドラマパート」「サントのルチャリブレ」「待ってましたエル・エルサント!」の三つで構成されてるので、当時のルチャの記録映像としても高画質で優秀ですわ。— 藤井三打 (@nikuzousui) December 6, 2021
ビバ! ルチャシネマ!
知名度は高いものの、実際にどうやって観るのかわからない。こういうタイプの映画との距離をグッと近くしてくれるのが、ネット配信のありがたさ。とはいえ、まさか伝説のルチャドーラことエル・サント主演映画がアマゾンプライムで見れるようになってるとは思わんかったよ! 知名度も映画ファンやプロレスファンというより、プロレススーパースター列伝ファン発って回りくどさがあるし!
白銀の聖者エル・サントといえば、メキシコにおける伝説的なルチャドーラであり、ルチャリブレの歴史を語るのであれば絶対に外せない正義の象徴。その偶像化を後押ししたのが、本人主演の映画や本人主役のコミックの数々であり、いわばこの映画はエル・サントの足跡の一つであり、ルチャリブレのレガシーでもあります。ドラマ部分は俳優に任せつつ、エル・サントの主な出番は映像内での試合とシメの大暴れ。ルチャドーラーと俳優の二足のわらじも可能と実に合理的。プロレススーパースター列伝だと、マスカラスさんが二足のわらじの難しさにハマってたけどね!
死者の侵略(字幕版) https://t.co/1kEDOzstq2
何故、エル・サントだけでなく、ライバルのブルー・デモンの映画もプライム入りしたのか。それはきっと、誰にもわからない。— 藤井三打 (@nikuzousui) December 6, 2021
どういう経緯で配信に至ったのか、マジで知りたい。主人公の違いもそうですが、サントVSシリーズは共に62年公開で死者の侵略は73年公開と、実は10年近く離れております。時代の差をもっとも感じるポイントは、サントVSがモノクロで、死者の侵略がカラーであることでしょうが。
主人公が違うこともあってか、試合シーンは大幅減少、ドラマの中にブルー・デモンがいる形になっていると、作風もちょっと変わっております。リング上ではエル・サントのライバルだったブルー・デモンですが、映画の主演としては、エル・サントの領域に辿り着いていないように見えますね。エル・サントの存在感は、日本で言うなら暴れん坊将軍や水戸黄門、何でも出来るし何でも許される領域に踏み入っているので。ここに至れというのは、いくらライバル相手とはいえ、少し無茶か。
もっともこの時代になると、サント映画の方にもドラマパートの増加やサイドキックポジションとしてのミル・マスカラスら若いルチャドーラーの登場と、時代による変化の波が確実におとずれています。サント自体の老化、次代のスター発掘の必要性、時代の変化。維持は難しいのはわかっているものの、個人的にはスター性、ドラマ、ルチャリブレの黄金比があった60年代の形がベストだったんじゃないかと思っております。この勢いで次代のスターであるミル・マスカラス主演のルチャシネマも配信してくれるとありがたいんだが……経緯がわからない以上、どこに声を届けて、誰を応援すればいいのかがわからない! 応援はアレか! とにかくルチャか!