日々雑談~2017~

アベンジャーズ/ゾンビ・アセンブル(1): 週刊少年マガジン

 マンガボックスで連載中な、アベンジャーズ/ゾンビ・アセンブルの単行本がいよいよ発売。日本産マーベルゾンビーズとも言えるこの作品。映画アベンジャーズ準拠の世界観+ゾンビ、ただゾンビが発生するのではなく、映画の設定をきちんと汲んだ上で、それをゾンビ発生と繋げる。日本産ならではの空気や舞台を映画準拠にした意味は、ちゃんとある感じです。元祖ゾンビーズのデッドコピーにならなかっただけで、まず読む価値があるってもんよ。
 ゾンビーズに限らず、優れた先駆者を真似ようとした挙句、後発の作品が劣化品になってしまうのはよくあるオチ。あえて違う道を行くというのが、完全に正しい答えとはいえませんが、目指すことには可能性と価値がきっとあります。

>近年は『賢いオーク』が主流なのかな? いや、昔のD&Dとかの『醜い・愚か・雑魚』なイメージが強いもんで

 むしろ、醜い・愚か・雑魚のイメージがあるからこそ、あえて逆を行く!という人間が結構いるんじゃないかと。俺も含めて。まあ、ここで逆を行く人間が多くなると、一つの鉄板になってしまうのですが。リアルタイムで増えたり減ったりと、推移を見るのも結構面白くあり。
 あと、自分の場合、筋肉を鍛えるにゃあ、それなりの知性と理性がないとキッツいよね!という、文武両道主義もあるので。インテリの野獣、コレすなわち哲学獣って、いい響きですよね……。