日々雑談~1758~

 ジャンプのNARUTOが最終回。連載終了に際し、新聞でクールジャパンに関する企画記事が。確かにNARUTOは諸外国でもウケがいいというか、他の日本漫画の追従を許さぬ勢いがあるからなあ。そりゃあ、外国が日本に求める要素の一つである、ニンジャ!だからね。あと、純和風ではなく、若干アジア諸国の色が混ざっていて、外国人がイメージするオリエンタルにかっちりハマっているのもあるかと。それは、当のアジア諸国も含めて。文化の輸出における、一つの優れたサンプルケースであるのは間違いなく。海外を狙っていたのではなく、海外にも結果的にウケたというのは大事なポイント。
 しかし新規連載が力をつけてきたこともあってか、複数の長期人気作品が終わりを考えたクライマックスに突入しているような。ここ数年、連載陣の回転率自体は決して良くなかったし。ここにきての紙面一新を狙ってるのかしら?

 モンハンも艦これも、評価や感想の分水嶺となるのは、不自由を楽しめるか否かの所にあるのかもしれないと、ふと。両作品とも運が絡むことが多く、方針や戦況によっては詰まることも。例えば、遠距離戦主体のガンナー一筋だとモノブロス亜種にかなりの不利ですし、戦艦は沢山居ても空母が居ない結果両面作戦に満足に参加できなかったり。
 この段階で、ガンナーから別の武器種に変更できるか。イベントを諦める、もしくは最低限の報酬を得るための戦略に変えるか。ままならない状況からの次善を、しかたのない事と受け入れられるかどうかか鍵かと。ここで釈然としない物があると、不満が徐々に溜まっていくわけで。ゲームは、しんどさの重さを感じつつ、やるもんじゃないですからねえ。
 稀少素材や狙った艦娘がでなくても、しょうがない!と納得する心。怒りは、物欲センサーへ! 決してソフトを投げ捨てるな! こういうある種の妥協をして、決して前のめりにならないようにと、自戒するのです。俺も結構、ノッたり追い詰められると変な方向に熱くなるタイプだからなあ。

日々雑談~1752~

 ギャー! 昨日、ちょっと早めに文章書けたのでここの時限更新セットしておいたら12時間見誤ってた!? というわけで、改めて事情追加した上での、昼十二時更新です。もう、手動ですけどね! 今日の夜はディスクウォーズのコラムで。エナジーのセカンドヒーローは誰だ!?

進撃の巨人VSアベンジャーズ!?
 コミカライズではなくイラストのみとはいえ、巨人VSアベンジャーズが公式企画として描かれるとは! 日本の漫画と海外のコミックスのコラボ、なにが切っ掛けでこの企画始まったんですか!?とツッコまざるを得ない、奇想天外四捨五入出前迅速落書き無用、実にわくわくさせてくれるクロスオーバー企画。立体機動の大御所スパイダーマンや巨人なんてでっかい的じゃね?なハルク、いやー楽しみですね! ジャイアントマンというかアントマンというかハンク・ピムさんは、なんかそのピム粒子で巨人を小さくすることを試みて、最終的にえらいことになりそうなイメージが。ハルクウェーブの時の超大型ハルク誕生みたいな?
 しかし日米クロスオーバーか……公式クロスオーバーか……同人とはいえ、俺も頑張らないと世間の流れに振り落とされてしまう! 冬のアメコミカタツキ新作、今のところいい感じで進んでおります。

呉:「呉行きたい、大和ミュージアム行きたい!」と管理者が言い出したのが、旅の発端。言い出してから、1年半~2年後ぐらいの広島旅行。また来たいなーと言っていたが、今から言い出し始めればちょうどいいんじゃなかろうか。というわけで、今回自分は付き合う形になったのですが、呉大満足ですね! 
 大和ミュージアムは、戦艦大和のリアルな模型や情報だけでなく、呉という一大建造港の歴史から当時を映す幅広い博物館。実際触って楽しめる子供の科学コーナーの設置もあり、観光地の博物館としてトップクラスなんじゃないかと。
 後、当日偶然目にするまで気付かなかった、呉湾岸クルーズ。30分程度の時間、呉沿岸を回遊してくれる船なのですが、自衛隊基地の近くを回りつつ、間近に見える最新鋭や現役の戦艦や潜水艦を自衛隊OBのガイドが解説してくれるという、至れり尽くせりな企画。時間や海の状況といった不確定要素は多いですが、参加できるようならちょっと無理してでも乗った方がいいですね。それぐらいに、素晴らしい。
 自衛隊運営により入場料無料な潜水艦博物館ことてつのくじら館も、陸揚げされた潜水艦に搭乗できたりする「無料でいいんですか!?」な博物館。機雷除去の努力と発展を学ぶ機会、実にありがたいものでした。呉もじっくり、一日潰せる観光地ですね。お土産たくさんあるし、飯も美味いし多彩だし! 大和ミュージアムで、艦これイベント……いやでも流石に、出るのは大変だけど、機会があれば……てつのくじら館でも艦娘のPOPが自衛隊グッズを彩ってたりと、何気にいい距離感だな! 呉と艦これ!

日々雑談~1727~

 昨日、艦これSS「なんでも最近、頭に果物を被ったヒーローが、子供にウケているらしい」をアップしました。艦これSSも一回やってみたいなーというのと、偶には毛色の違うものもやっておきたい、あと鎧武も最終回だよなーということで。元々ベース自体は、別のネタに使うつもりだった物を艦これに合わせて改造。
 結果こうして、日の当たる形で出せたことは良かったかと。ネタも持ち続けているだけじゃ、腐るだけですからね。

 というわけで、鎧武最終回。まさかのミッチ救済エンド、終盤激動期からこの結末に至るまでを予測できた人が居たのだろうか。正直、全滅エンドとか龍騎みたいなリセットエンドもありえるかなー……と。激動でしたね、激動。風味としては、安定気味な平成2期よりも、龍騎やファイズのような「本当にどうなるんだコレ!?」な平成前期の波乱に近く。しかし仕立ては当然今まで積み重ねてきた物も有り。平成一期と二期を掛けあわせたような、ハイブリッド種なライダーだったなと。とりあえずは、ライダー&戦隊の最終回時恒例、一話から録画したのを一気見しようぜ!タイムを始めてみようかと。一気見すると、結構色々印象が変わったりするのですよね。
 しかし「本当にどうなるんだコレ!?」という印象を一番最初に持ったのは視聴者ではなく、フルーツ鎧武者構想を知った時のスタッフな気がする……。

「なんでも最近、頭に果物を被ったヒーローが、子供にウケているらしい」

 鎮守府に並ぶ艦娘たちの私室。その中で、最も厚い鋼鉄の扉と誘爆にも耐えられそうな外壁を持つ私室にて、姉妹が二人、差し向かいで女子らしいトーク会ををしていた。外面だけは。
「なんでも最近、頭に果物を被ったヒーローが、子供にウケているらしい」
「もうそのヒーロー、今日最終回……び、微妙に遅くない?」
 長門型一番艦である長門が突然言い出した女子トーク力ミクロンな発言に、長門型二番艦である女子力満載な陸奥が若干言い難そうに返す。長門と陸奥、鎮守府屈指の超弩級戦艦姉妹である。
「有事の際、駆逐艦を率いる立場としては、あの娘たちに受けるよう、努力しなければいけない」
「別に駆逐艦だけじゃなくて、軽巡も重巡も率いるけどね?」
「ゆくゆくは、駆逐艦のみの艦隊を常時率いる立場になるつもりだ」
「規律正しく欲望だだ漏れね」
 パワーはあるが燃費の悪い長門、片や燃費はいいがパワーは無い駆逐艦。艦隊戦でも遠征でも、どの使い方でも微妙に相性の悪い組み合わせが、果たして常時となるものか。提督の額に主砲を突きつけながら交渉してみたら、行けるかもしれない。
「というわけで、こうして果物を用意してみた」
 机の上に転がる果物の数々。みかん、バナナ、ぶどう、レモン……よくもまあ、戦地で集められた物だと感心するしか無い量の、多種多様さであった。何故か、明らかに果物ではない、どんぐりや松ぼっくりも混ざっているが。
「集められたのはいいとして、果物を被るというのは、どういうことだろうか?」
「私も詳しくは知らないわ。中をくりぬいて細工すればスイカは被れそうだけど」
「ハロウィンのかぼちゃの要領で?」
「ダメね。やめときましょう」
 鋭い目とギザギザの歯を刻んだスイカを被って登場! 同贔屓目に見ても、ヒーローというより妖怪だ。
「妖怪は妖怪で、最近流行っているから……ダメね。しっかり者の駆逐艦に、憲兵さんを呼ばれる未来しか見えないわ」
「ならば、一先ずこうしてみよう」
 長門は、陸奥のカチューシャ状なアンテナの先端にみかんを刺した。
「出来れば自分で試して欲しいんだけど……」
「ダメだ。なんというか、正月だ。目出度く見える」
「餅に? 餅に例えた? 二段重ねの?」
 陸奥の眼が、少し怖くなってきた。
「ふむ。どうやら何処かで何か勘違いをしてしまったようだな」
「それを言い出すと、根が深すぎて対応できなくなるんだけど」
 陸奥はみかんを引き抜き、アンテナをハンカチで拭いている。
「一度、立ち止まって見なおす必要があるようだ」
 見直すと言い出されても、その場合果物を被ると言い出すよりももっと前、性癖という妹でも触るのに臆する所に突っ込む必要が出てくる。
「それなら、発想を変えてみよう」
 果物を改めて並べ始める長門、その思惑を聞こうとした陸奥の言葉を遮るかのように、甲高い警報が鳴り響いた。

 赤城は、構えた弓を無念そうに下ろす。放った矢、艦載機の攻撃は全て相手の対空防御に防がれてしまった。駆逐や軽巡を中心とした敵艦隊、その対空戦力を一手に担っている空母ヲ級は、まず間違いなくフラグシップ艦だ
 突如、予想だにしない海域に現れた深海棲艦の一団。何らかの意図戦略があるのか、それともはぐれ艦隊なのか。ハッキリしていることは、この海域からすぐの沿岸には、人里があるということだ。
 緊急指令として、鎮守府を飛び出してきた居残り組。問題は、入渠や遠征や出撃と重なった結果、居残り組として出れる艦が三隻しか居なかったこと。幸いは、その赤城を含む三隻が、強者であるということだ。
 動こうとした敵艦隊を取り囲む水柱。41連装砲の火力は、暴威の深海棲艦にすら躊躇や慄きを抱かせた。
「第三砲塔、今日は変なコトしてないわね。計画通りよ」
 砲撃を終えた陸奥が、赤城と並ぶ。鎮守府開設当初から所属していた、大型艦二人。強者と呼ばれる理由は、練度の高さにある。だがしかし。
「計画通りって、外れてますよね?」
 陸奥の砲撃は、全て水面に着弾。高すぎる水柱は、失敗の証である。
「今回は、これでいいの」
 砲撃を外したのに、語気には力強さが。陸奥には、何らかの算段があるようだった。若干語気の裏に、やけっぱち感があるのが気にかかるが。
「そ、そうなんですか? でも……ん? 何か、そちらから甘い匂いがしません?」
 くんくんと、鼻を鳴らす赤城。
「え?」
「この匂いは、柑橘系の匂いと、お餅?」
「なんでよ!?」
 声を思わず荒らげる陸奥。彼女が先ほど立てた水柱は水蒸気も生み出し、敵艦隊を即席の霧で包んでいた。

 視界が晴れた瞬間、目の前の的にあらん限りの攻撃を仕掛ける。言葉はなくとも、深海棲艦は本能で繋がっていた。そしてそれは、自然と作戦となり陣形となる。
 そして、攻撃の最後を担うのは自分だと、ヲ級は理解していた。航空機を使うには視界が必要、晴れるまで、待つ必要がある。
「グギャ」「ギエッ」
 とても短い声が、あちこちから聞こえる。鳴き声とも悲鳴ともつかない声。
「アア!」「ヒッ!」
 ガツン、ゴツン。更なる無骨な音が、ヲ級の心をざわめかせる。
 有視界上にいる重巡リ級も、不安そうな様相を見せていた。
 そんなリ級の前に現れたのは、背の高い女性の影。リ級よりも大きい、戦艦級の影である。
 煙とともに現れたその影の手には、松ぼっくりが握られていた。
「ふん!」
 リ級の頭に叩きつけられる松ぼっくり。叩きつけるというか、強烈な掌底に松ぼっくりがついているだけである。豪腕の一撃は、リ級を一発で撃沈した。
「発想の転換、頭に果物を被せることで、敵を倒す! これならば、いける!」
 煙に紛れ、ゼロ距離レベルまで近寄ってきていた長門が吠える。
 ヲ級の視界が晴れる度に、ぷかあと浮かぶ仲間たちの姿が目に入ってくる。どの船の周りにも、どんぐりや松ぼっくりの残骸が浮いていた。そして気づけば、もはや生き残っているのはヲ級だけであった。
「さて、トドメと行こうか。だが、陸奥にせめて食べられないものを使えと言われたせいで、もう手元に武器になる果物が」
 持ってきた袋をごそごそと探る、長門。しばらく後、彼女は松ぼっくりやどんぐりなど歯牙にもかけぬ、凶悪な面持ちの、まるでモーニングスターのようにトゲだらけの果実を取り出した。
「フラグシップを葬るには、十分そうな果物だな。よく知らないが、ドリアンという名前の実らしい」
「ヲ……ヲ……」
 エリートを超えるフラグシップが怯えている。あんな凶悪なブツを両手で抱えつつ、じりじり近寄ってくる巨女。あの持ち方、上からおもいっきり叩きつける気満々だ。
「ビッグ7の力、侮るなよ」
「ノヲー! ノヲー!」
 あまりの恐怖が、ヲ級の言語機能をちょっとだけ進化させる。一つの奇跡であったが、長門の足を止めるには至らなかった。

 食事が好きなだけあって、食べ物にはちょっと詳しい赤城がドリアンについて解説する。
「アレ、ドリアンって食べられるんですよ。臭いですけど」
「へえ、知らなかったわ。ホント臭いけど」
 水煙が晴れた時、もはや深海棲艦は一匹も残っていなかった。そして、臭かった。あまりの唐突な臭さに、長門も倒れている。
「……使ったドリアンは、この後、赤城が美味しく頂きました」
「いいんですか!?」
「やだ、ノリノリ!?」
 喜びが冗談でない証拠に、赤城の眼はキラキラと輝いていた。

 次の日、再び長門と陸奥は自室で話し合っていた。
「やはり、他人の真似は上手くいかないな」
「分かってくれたのならいいわ」
「私が悪かったよ。でも、なにもそんなに眉をひそめなくても」
「違うわ。まだドリアンの匂いがちょっと残っているのよ」
「随分と入渠したのだが」
 クンクンと、自らの匂いをかぐ長門。自らに付いた臭さを自覚するのは、難しいことであった。
「しばらくは、お休みね。せっかく駆逐艦の娘からの人気が上がったのに、臭いんじゃ台無しよ」
「なに……? やはりあの、果物作戦は有効だったのか!?」
「そうじゃないわよ。普通にみかんやスイカや桃やメロン、食べられる果物を、間宮さんに提供しただけよ。小さい子たちに、優先してあげて下さいって。姉さんの名義でね」
 被るだの被せるだの、余計なことを考えず、普通に集めた物をプレゼントしておけばよかったのだ。シンプル・イズ・ベストと言うより、なんでこう余計なことを考えてしまったのか。集めた動機の時点で、色々間違っていたせいだろう。
「ありがとう。これでまた、一歩野望に近づいたぞ」
「はいはい。少し私もつまみ食いしようかとも思ったけど、最近ちょっとだらけすぎだったしね」
 最近、少しだけ柔らかくなっていた二の腕を摘み、陸奥はため息を付いた。なんか薄い餅を触っているように思えてくる。
「ところで、果物の次は、車を装備したヒーローが子供達にウケそうな予感があるとか」
 陸奥は手で顔を覆うことで、再び神妙な顔をしだした長門を見ないようにした。

日々雑談~1710~

 そうか、艦これのイベント、そろそろ終わりが見えてきたのか……E-2で「レーダー足りないよ!?」状態になってから、あんまやってなかった。他の船からかき集めればどうにかなりそうなので、大淀さんゲットまでは頑張ってみるか。でも阿賀野拾ったり、レーダー作ろうとして徹甲弾が出てきたりと、もう現時点で悪くは無いんだよな。やばい、納得してしまいそうだ。

 冬コミの申し込み完了しました。申し込み自体は数日前に終わっていたのですが、一応寸前まで不備なきよう見直しを。こうやって何度も見直せるのは、ネット申し込みの有難い点だなあと。
 ジャンルは、いつも通りTYPE-MOONで。TYPE-MOON作品は好きですし、そもそも引っ越す理由もなく、そのまんまです。ただ今回は、アメコミカタツキやクロスではない純正TYPE-MOON本を作ろうかなとも考えていますが。アメコミに関わる本は、別口の新刊として出すか、別イベントですかね。ちょっとまあ、いろいろ考えている感じです。でも冬コミまで、4ヶ月しか無いんだよな……そもそも今回夏受かっちゃって、冬大丈夫なのか? な、なんか、すげえ不安になってきたぞ。