日々雑談~2101~

 いやー……身体がガッタガタで、昨日も即ダウンコースでした。日曜に力尽きて、火曜に力尽きる。この短いスパンでのダウンは、あまり無かったような。おそらく来週頭ぐらいまでこんな感じですが、なんとか更新途絶えぬよう、ゆるゆるとやっていきます。

 ホントは発売日直前の昨日に紹介するつもりだったものの、上記の事情でままならず。というわけで、本日はフラッシュ:ローグズの逆襲の発売日でごぜえますです。

フラッシュ_ローグズの逆襲

 設定をリセットしてのリスタートシリーズである、THE NEW 52!。そんなTHE NEW 52!における光速の男ザ・フラッシュ第一巻となったフラッシュ:新たなる挑戦の続きとなるのが、ローグズの逆襲です。
 新たなる挑戦では、本来ローグスのリーダーであるキャプテン・コールドの変貌と、ローグスが現状破綻状態であること、つまりは新たなる挑戦より過去に何かあったことが示唆されておりましたが、ローグズの逆襲ではその過去にあった事件が語られ、そしてコールドと同じく超人に変貌したローグスのメンバーが姿を見せます。このローグズの逆襲、原題はFlash: Rogues Revolution、直訳するならローグス革命。革命と称されるだけの激しさが、フラッシュを待ち受ける!
 それとええ、今回のキモは、ローグスだけではありません。新たなる挑戦のヒキで姿を見せていた、もう一人……というか一匹の大敵。類人猿のプリンス、悪逆無道の獣、ゴリラの暴君、ゴリラ・グロッドも登場です。フラッシュと言えばゴリラ、ゴリラと言えばフラッシュ。ローグスと合わせてフラッシュに必要な要素が、これでだいたい集まった!
 今まで邦訳されたアメコミでもちらちらゴリラは出てましたが、やっぱフラッシュのゴリラ濃度は桁違いですよ。なお、此処から先のゴリラ濃度は上がる一方なので、ゴリラゴリラゴリラしたい人は、ローグズの逆襲を買って、アンケートに続刊のFlash: Gorilla Warfare邦訳希望です!とか書いて送ってみればいいんじゃないかな! 英語のタイトルの時点で、ゴリラめいているよね!
 ドラマも勢いづいている今、是非ともフラッシュには行けるところまで突っ走って欲しい。ゴリラ地獄を抜けた先に待つのは、逆しまの速さを持つ男……。

日々雑談~2066~

 先日、はじめてのローグス~後編~にて、
 
S「(フラッシュ:新たなる挑戦の)次巻出るのかねー」
 
F「わからん。ただこのシリーズは、フラッシュに負けない加速度で進めば進むほど面白くなっていくから、ここで止まるのは惜しすぎる。是非とも波に乗って、続刊出来るだけの、実のある強さを身につけて欲しいところだが……」
 
 こんなやり取りがあったのですが、なんと次巻の発売が決まったようですね。まだ日本語版の表紙やタイトルは不明なものの、3月発売は決定な模様。おい、もう二ヶ月ちょっとじゃん!?
 十中八九、邦訳される原本はTPB、日本で言う総集編や単行本の第2巻こと「Flash: Rogues Revolution」でしょう。

Flash Rogues Revolution

 Rogues(ローグス)とタイトルに入っている通り、第2巻ではついにローグス集結! 世界観の一新に合わせリニューアルした天候の魔術師ウェザー・ウィザードや爆炎の男ヒートウェーブに鏡の魔人ミラーマスターらが次々と登場! そして、前巻で姿を見せていた、ゴリラシティの暴君ゴリラ・グロッドも本格参戦。人類の争いを飲み込む、ゴリラの暴威! 日本よ、これがゴリラだ!
 なお、フラッシュ:新たなる挑戦の最後は次巻の激闘を期待させるヒキでしたが、この第二巻のヒキは、新たなる挑戦のヒキをバージョンアップさせたと言っても過言ではない感じです。続く第三巻は死闘と呼ぶしか無い内容なので、こりゃあ是非とも突っ走って欲しいですね! いやあ、進めば進むほど、面白いってのも、罪な話だ! 

日々雑談~2059~

 仮面ライダーバトライド・ウォー創生、無料DLCとして仮面ライダースペクターも参戦確定かー。チェイサーとスペクターは居ないほうが不思議なレベルだったので、こういう形でのフォローはある意味順当だったのでしょう。例年のパターンだと、無料配信に主人公ライダーの最強形態が追加されるわけですが。闘魂ブーストは中間フォームっぽいし、ゴーストの最強形態ってなんだろうか? 偉人全部乗せ? 歩く完全偉人図鑑?

 

 昨日は、「正月に神田明神のお守り買ったけど、去年の分納めてなかったなー」ということをきっかけに、上野から東京駅にかけての辺りを散策しておりました。秋葉原に降りたもののどこの店にも寄らず、地元の人間の依頼で東京駅で駅弁買い込んだりと結構変則的な動きでした。池袋も新宿も相当迷いやすいけど、東京駅の広さが個人的には一番迷うな。
 あとまあ、時間あったので、上野動物園に寄って、ゴリラを詣でてきました。そりゃ申年な以上、ゴリラを詣でずにはいられめえよ。
実のところ、ゴリラ自身が豪快に見えて繊細、しかも上野動物園のゴリラは高齢な者も多いと、結構観るのが難しい動物なんですよね。上野動物園の動物中、休日のパンダと合わせての、観るの難しい動物ツートップにしてもいいんじゃなかろうか。
 今回は少し早めに着いた結果、居住スペースの至る所に餌を撒いてのゴリラの散策昼食タイムにも遭遇でき、ゴリラを思う存分堪能することが出来ました。もうね、写真もめっちゃ撮りまくって。新年早々、こいつは演技がいいぜ!
 企画展も猿推しでしたし、申年の上野動物園は熱いです。いやもう、大人600円で一日楽しめるスポットなので、鉄板ながらオススメスポットですよ。まあ、上野の博物館や美術館は、みんなこんな感じで爆安豪華な代物ばかりですが。

日々雑談~1911~

 2015年冬に日本語版発売だって! ヒャッハー!なFallout4に暗殺系FPSなDishonored 2発表。洋ゲーというか、ベセスダ・ソフトワークスがガンガン攻めてくるな。Fallout4に至っては、発表以来、Twitterのタイムラインが、明らかに活気に満ち溢れてくるレベル。まだ、まだ出てないのよ!? しっかしバットマンもあるし、こりゃあPS4の購入、なんとかしないとな。うう、Wii U買ってのスプラトゥーン参戦は、財布的にキッツいか。

 最近、暑いせいか、どうにも眠りが浅く。じわじわと体力や精神力を持って行かれている気がするなあ。まだエアコンを使う程でもないし、この生殺し状態を続けるしか無いのか。梅雨の湿気も含めて、どうも辛いなあ。

 昨日、アメリカ人ってなんでゴリラ好きなん?をアップしました。自分の思っていることや知っていることを、記録として残しておこうかなと。いかんせんテーマが漠然としているので、自分の中で纏まりきれてない部分もあり。自分一人だけでない、様々な意見が集まって、だんだんと形になっていくんじゃないですかね。生物学ではなく文化史としてのゴリラ……資料、探してみるか。

アメリカ人ってなんでゴリラ好きなん?

 先日、超厚クロスオーバークライシス・オン・インフィニット・アース発売イベント『中島かずき、石川裕人、アメコミを語る』に行った所、中島かずきさんが「アメリカ人はなんであんなにゴリラが好きなのか?」と石川裕人さんに聞く流れに。そりゃあ確かに、クライシス・オン・インフィニット・アースに参戦しているゴリラも多いし、もっと根本的な所で言えば、アメリカ人にとっての百獣の王はライオンでなくゴリラなわけで。
 結果、石川さんの口から出てきた、「何故アメリカ人はゴリラが好きなのか?」との問への答えは、かなり真に迫っている答えでした。実際、海外の方に尋ねたこともあるそうです。要点を簡単に纏めると、以下の通りになります。

・ゴリラは筋肉(強さ)と知性を両立している。かたやライオンは強さで殺すことしか出来ない。

・あくまで生物の頂点は人類であり、人類に近いゴリラは頂点に近い生物(人類>>>百獣の王)。

 この答えならば、チンパンジーのディクティブ・チンプやヒヒ&オランウータン&ゴリラで一つのチームなスーパーエイプスと、ゴリラに限らず霊長類のキャラクターが多いという事情にも頷けます。
 そして、幾つか自分なりにゴリラ人気について考えていたことがあるので、これを機に記してみようかと。与太話に近い物もありますが、自分が他人の知識により刺激を得たように、何かの切っ掛けにでもなってくれれば、これ幸いです。

 アメリカの首都といえばワシントンDC。ならば、アメリカの中心は?と聞かれたら、多分ニューヨークが来るのではないかと。全米最大の都市にして、経済の中心、文化の発信源。西と東、アメリカは地方によって様々な色を持つ国ですが、USA!なイメージはまずニューヨークにあるんじゃないかと。
 人種のるつぼであり、様々な人が住んでいる都市であるニューヨーク。人種が多ければ、嗜好も多い。これがニューヨーカーの好みだ!と一概に言える物は少ないのですが……ニューヨーカーって、筋肉好きなんですよ。デカくて、強い! こういうシンプルな物が受ける土壌があり。好みが多彩な分、支持を得やすいシンプルさは、相対的に強くなり。
 このでっかい筋肉の代表格なスターといえば、ハルクですかね。緑色の巨人ではなく、ネプチューンマンハルク・ホーガン。プロレスラー、テリー・ボールダーが、テレビドラマ『超人ハルク』でハルクを演じたルー・フェリグノと並んでみたら、テリーの方がデカい! こいつこそハルクなんじゃ?という事で、テリー・ボールダーのニックネームにザ・ハルクが追加。やがてハルク・ホーガンに改名するのは、一部で有名な話。
 マジソン・スクエア・ガーデンの頂点に君臨し、ハルクアップと必殺ギロチンドロップでニューヨーカーを熱狂させた、プロレス界のスーパースター、ハルク・ホーガン! ホーガンに限らず、ニューヨークのボクサーやレスラーは、でっかいのが好まれる傾向にあります。時代ごとの好き好きの度合いや、下地となる人種推しのストーリーもあるのですが、一先ずそれはさて置き。解説のみで、文章の量が数倍になりかねんので。
 そしてやがて時代は電波やネットへ。様々な作品が広く大きく広がることになるのですが、やはり文化の中心となるのは、でっかいニューヨーク。TV局に出版社にエンタメと、発信源が沢山ありますからね。ニューヨークの好みが、ハルクアップが、アメリカ全土に配信! 今まで地域ごとにあった差が、大きな物に飲み込まれていく! そして徐々に、マッスルがニューヨークだけでなく、国全体を侵食。となれば、逞しい肉体と見て分かる筋肉を持つ、でっかくて強いゴリラの人気もガン上がりというわけですよ。話が戻った。筋肉抜きでも、例えばニューヨークを舞台とした名作キングコングの存在によるゴリラ人気→ニューヨークの好みが全国に拡散!の流れは同じで。全ては、ニューヨークから始まる。
 いやあ、それにしても、危うくプロレス史になるとこでした。ああそう、ハルク・ホーガンとネプチューンマンの間には、古舘伊知郎の「現代に蘇ったネプチューン」の実況があるんじゃないかなと!(書き逃げ

 あとコミックスのゴリラ史と言えば、DCコミックスの伝説的編集長ジュリアス・シュワルツは外せない人でしょう。アメリカンコミックスの繁栄期であるゴールデン・エイジの頃、編集の道に。今の日本で言うなら、ラノベの萌えキャラとか長めのタイトルとか、そんなポジションにゴリラを持ってきた男。
 この情報だけだと、ゴリラ好きの変なオッサンでしかないですが、経歴を並べると、SF同人誌の元祖とも言われるタイムトラベラーの刊行に携わり、かのラブクラフトの担当編集も務め、旧来のヒーローにSF的要素を加えてのリメイクを提案、その結果生まれたザ・フラッシュやグリーン・ランタンを大ヒットさせ、アメコミ第二期繁栄期シルバー・エイジが始まるきっかけに。フラッシュやグリーン・ランタンの台頭でヒーローコミックスの商業的価値が見出され、マーベルでもファンタスティック・フォーやアベンジャーズが生まれたと考えると、アメコミのヒーロー物なら、何処の支流を辿ってもジュリアス・シュワルツに辿り着くよ!なお人。日本での知名度は微妙な所ですが、ポジション的にはマーベルのスタン・リー、DCコミックスのジュリアス・シュワルツと並べられる感じで。
 この人に、商材としてゴリラが見出されたのは大きいでしょう。今でも本国のコミックススレにてゴリラ関係の話題となると、「ジュリアス・シュワルツが今でも編集長ならなー」「ジュリアス・シュワルツが見たら泣くぜ」みたいな話が普通に出てますからね。コミックス業界で見ても伝説なのですが、コミックスにおけるゴリラに見方を変えた場合、もはや創世神的な扱い。既に故人(2004年没)なのですが、彼の築いた方針は、世界一のゴリラキャラの充実度として、DCコミックスに遺っております。フラッシュ誌で初登場し、数多くのゴリラキャラの原産地となったゴリラシティの創設は、大きいよね!

 個人的な考えとしてはまずこんな感じですかね。こういう好みのようなふわっとした物に対しては、1か0かという答えの出し方は出来ないので、これからも考えて続けていくつもりです。本文は、中間発表みたいな物で。
 最後に、海洋冒険物シーデビルスにゴリラが出た時の表紙を貼ってみます。大地に生きるゴリラが、海に出現。この矛盾を貫くための手段とは?

海ゴリラ

 小細工抜きの真っ向勝負。日本よ、これがゴリラだ!と言わんばかりの大迫力。長い歴史とそれに付随する蓄積があるだけあって、ゴリラとはなんとも奥深く。