ジンドクマ幹部って全員安そうだったよな

フィリップ「ところで聞きたいんだけど、“人を襲う呪いの人形”って聞いたら、まず何を連想する?」

翔太郎「デーボかな。呪いのデーボ」
亜樹子「チャイルドプレイ。子供の頃、すっごく怖かった」
照井「ローゼンメイデン」

フィリップ「翔太郎の答えは少年期にジョジョを読んだであろう男性の答えだ。アキちゃんの答えは、一般人らしい答えだね。作品の知名度からして、その答えは一般的なものだ。うん、実に参考になったよ」
照井「……俺に質問しないのか?」

翔太郎(ボケか!? 照井がボケたのか!?)
亜樹子(でも本当にボケかどうか分からないタイプのボケだよ! すっごくツッコミにくいよ!)

照井「パペットマスター」
フィリップ「由緒正しいB級で始まって、Z級に着地した映画シリーズだね」

翔太郎(おいおい、どんどん話が広がってるぞ! どうするよ、亜樹子?)
亜樹子(よし、放置で)
翔太郎(そうだな。キリがないぜ)

照井「サタンドール」
フィリップ「ジンドグマ超A級怪人。ジンドグマ幹部の妖怪王女の正体でもあるね」

 モンスターファーム2にチャッキーってモンスターいたよね。一般的にはチャイルドプレイっぽく見える、仮面ライダーW 25話感想。いいか、サタンドールで絶対検索するんじゃないぞ! 絶対ポカンとするから! 幹部怪人の中で、と言うより、昭和~平成を通して、一番金かかってない怪人じゃないかな……。

「いくら橘さん相手でも、宅急便でパワーアップアイテムを送るのはいかがなものか」
「でも橘さんだし」
 ブレイドファンが何年も議論を重ねてきた問題に、ついに終止符が打たれた。そうだよ、設計図や部品の状態で所長が送ってくれればよかったんだよ。そうすれば、多少はおざなりさが緩和されるじゃないか! ありがとう、シュラウドさん!
 いやまあ、橘さんという人間が組み立てた時点で、結果的に物凄い物が生まれるでしょうけど。あの人の人生、役者のリアル人生も含めて、常時合体事故がおこってるようなもんだから。
 あれ? これWの感想だよね? ブレイドの感想じゃないよね?

 変態医師の魅力に負け、彼に身体を許す女社長。医師は艶かしい指つきで、腹や乳房の周りを丹念になぞる。それは舌で舐められるよりも、繊細でつやのある情事。快楽におぼれる前に、女社長は医師に懇願した。
「ねえ、先生? 今度は私じゃなくて妹を治療してくれないかしら」
 医師はにやりと口端を歪め、更に繊細な愛撫を始めた。

 だからWの感想だっつってんだろうが! 何書いてるんだ、俺!
 正直洒落で書いてたら、途中から半分本気になってしまった。一応ウチもR18の本を出していてだな。ともかく、ドーパントだからという大義名分で好き勝手やってるスタッフの皆さんがステキすぎる。幼児でもないし、そもそも人間でもないし。規制する法律が一切見当たらないぜ。非実在怪人の規制?

 というワケで、今回は所長メインの回。と言うより、コミカルさでカモフラージュしてるけど、今回の話結構怖いよね。人形もマジで作ってるし。でもそれより何より、幼女のリコちゃんが怖かった。なんだあの、螺子が壊れた人形みたいな動き。深夜に見て、ガクブルしちゃったよ!

 人形と戦うって話が特撮に無いわけじゃないけど、一話通して人形としか戦わない話っていうのはシュールで珍しいな。たぶん、何時も以上に殺陣に気を使ったんだろうなあ。CGで誤魔化してないのが素晴らしい。CGはでっかい怪獣に使いましょう。
 そしてそろそろ深刻化してきた、W弱体化問題。そろそろどげんかせんと、本当にアクセルに主役を取られてしまう。あのシャドームーンを一蹴した強さは何処に行ったんだ! あれやっぱ、やりすぎだろ。Wのスタッフにプレッシャーかけてどうする。

 小さいドーパントが出たよ!より、人形を操るドーパントが出た!の方にリアリティを感じてしまうのは俺だけなのか。無機物を操る怪人は多いけど、人形の怪人はいないですからね。みんな、サタンドールの事は忘れよう。村枝先生、ジンドグマ編にめっちゃ苦労しそうね。
 前回のライアーに引き続き、特殊能力系のパペティア・ドーパント登場。コイツも金かかってない怪人だな……。Wのドーパントは特徴たっぷりなのが良い。名前と顔と能力を、結構パッと思い出せるのはありがたい。正直、ファンガイアの真名やイマジンのモチーフなんて全然覚えてねえもの。
 覚えやすさは正義、だって仮面ライダーって子供の物だろ? 覚えられない設定なんて、製作者のオナニーじゃないか。