日々雑談~6638~
X-MEN: ダーク・フェニックスを観てきました。本気でやったら天井知らずになるフェニックスを、なんとか2時間未満にまとめよう!と頑張った結果、全体的に特徴の薄い、丸い仕上がりになってしまった印象。目立ったひずみや破綻はないので、まとめきってはいると思う。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年6月22日
というわけで、ダーク・フェニックスの鑑賞完了。現行(20世紀FOX)のX-MENシリーズの終わりを見届けたという感慨も、ちょっとあります。なんだかんだで、2000年の第一作から観てたしねえ。
そして、丸いと言いつつ、結構楽しめたのも事実。テーマもとっちらかってないし、あっちゃこっちゃの難しい話に手を伸ばした挙げ句、わけがわからんことにもなっていない。そして2時間未満という、手頃な時間。ここ最近、ヒーロー物が遠くを見ての大振りになりがちな中、このコンパクトさはなかなか良いぜ。
殺陣がミュータントの能力を駆使したエゲツない方向に行っていたのは好印象。本気でそう使ったらアカンやろ……みたいな手を、ガンガン駆使してくる。これは能力が尖り気味な、X-MENならではですよ。
— 藤井三打 (@nikuzousui) 2019年6月22日
これは本当に良かった。なんだかんだで、万能系が多いアベンジャーズには難しい方向性のアクションがてんこ盛り。マグニートーの技は非現実的にド派手で非現実的に痛々しいし、動きが無いチャールズもまた、デバフの強さと司令塔としてのテレパスのヤバさを教えてくれる。命中率の高さから、ちゃんと訓練を重ねた生真面目さを感じるサイクロップスのオプティックブラストも中々。空間認識能力持ちならではの曲射が、今回ちゃんと再現されてましたし。
うむ。こう思い返すと、ちゃんと楽しんでたな、俺! こう自覚した時点で、悪くはなかったなと、シリーズのあれこれを思い出しつつ酒を飲むしかねえですわ。ありがとう、X-MEN!