日々雑談~3509~

  東島丹三郎は仮面ライダーになりたい1巻が出ていたので購入。エアマスターから谷仮面にちょっとだけ戻って、ずっとヨクサル先生を追っている以上、読まねえわけにはいくめえよ。仮面ライダーモノでもあるし。

 仮面ライダーに憧れ続けた男、東島丹三郎40歳。孤独死を考える年齢になった東島の前についにあらわれた、待望のショッカー。戦え、東島! ライダーになりたいがために熊を倒せるほどに鍛えた技で、ショッカーのコスプレをした強盗たちをぶちのめせ!

 第一話の展開を簡潔に書くとこんな感じなのですが、最後の数ページの大変なことになるぜ、コレは……というので、40歳男性が奮起する物語なんだなーというイメージは消し飛びます。いや、上記リンクから飛んでみてもらえばわかるから!

 そして、第一話のラストから予想できる展開すら、どんどんと書き換えられていく恐ろしさ。人生に闇を見出し始めたマニアに降り注ぐ、希望の光……そこまで眩しくなくても! 地面が干上がるほどでなくても! ほのかな灯りどころか、灼熱の太陽が目の前にあらわれる域。ぬわーーっっ! 焼き尽くせるほどの、熱があるから面白い! 今年1巻が出た中では、ベストクラスのオススメ漫画です!

Q:あの電波投げ、受け身取れるんですか?
A:ショッカー相手の技である以上、そういう優しさは忘れましょう。