日々雑談~2428~

 夏らしいこと、何もしてないな……夏……夏といえば映画か! そんな東映まんがまつりにより埋め込まれた衝動に従い、映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』をレイトショーで観てきました。

 まだ観たことない人、特に18才未満の人への注意なのですが、銀魂2は2時間を超える映画なため、9時ぐらいの始まりだと終了時刻が11時過ぎに、つまり青少年育成条例の「終映が23時を過ぎる上映回には18歳未満の方は保護者同伴でも入場不可」に引っかかってしまいます。各県により青少年育成条例の規定は違うものの、早まることこそあれ、おそらく23時は最終ラインでしょう。実際、チケットを買うために列に並んでいる時に、数組ほど帰された親子連れがいたからなあ……。未成年者だけでなく、連れてく人も注意ですね。未成年者にもウケが良い原作だからなおさら。

 軽く感想を書くとしたら、ああ銀魂だなあ……の一言で済むのが素晴らしい。原作でも人気の高い真選組動乱編をベースとしつつ、ギャグエピソードを直結。前作がギャグからのシリアスなら、今回はギャグとシリアスが同居。見ていて「ここ削れば、もうちょっと上映時間がコンパクトにまとまるんじゃねえの!?」と思うものの、同時に「ここを削ったら、実写銀魂にならねえ!」という気持ちがもっと大きくむくむくと。佐藤二朗アレですよね、観客だけでなく、出演者も笑わせにかかってますよね? つーか、あきらかに笑ってるシーンが使われてたし!

 シリアスもギャグも本気の熱演、だからこそ面白い。この夏後半のスケジュールに、ぜひ組み込んでほしい映画の一つです。それにしたって、俺、久々に観たよ。満員の映画館。レイトショーかつ、いろいろな劇場で公開している映画で満員は、始めて見た気がする。そして様々な客層を捕まえた結果とも言える、上映終了後の和気あいあいとした雰囲気。いやはや、実に豊かな映画だぜ。