日々雑談~2248~
昨日言ったとおり、今日はなんとかして公開初日のジャスティス・リーグを観てきました。
監督ザック・スナイダーから始まり、ザック・スナイダー降板の後に監督ジョス・ウェドンとなったこの映画。最終的に纏めたのはジョス・ウェドンということで、結果的にはジョス・ウェドンの色合いが濃くなりました。二時間というシリーズ最短かつ今最も平均的な上映時間、夜のシーンでも見やすく目の疲れない画面づくり。ジョス・ウェドンが関わっていると思われるこのあたりは、良い意味で普通の映画になったのではないかと。
あと、ザック・スナイダーの撮りたかった部分とジョス・ウェドンの撮りたかった部分、この違いは観ていて分かる部分も結構あるのですが、この方針の違う二つの映像を一本にまとめて作品としての破綻まではいかなかったことは、ジョス・ウェドンの功績ではないかと。普通、破綻するぜ、こりゃあ。あとそれはそれとして、ソフト化した暁には、複数人集まって酒飲みながら、ここがジョスだ! いいやここはむしろザックだ! なんて言い合ってみたい。絶対楽しいって、コレ!
もっとも、ザック・スナイダーからジョス・ウェドンに変わってよかったな! とまでは言う気はなく。先行するアベンジャーズシリーズとは別の方向性を模索に関しては、ザック・スナイダーのビジョンのほうがおそらく違うトコ目指してましたからねえ……アベンジャーズの監督であったジョス・ウェドンのビジョンは、どうしてもアベンジャーズのラインと被っているところが。同じやり方で、先ゆく相手とやりあうのは、相当難しいですしね。かと言って、現状攻めあぐねていたのも事実なので、ザック・スナイダーの違うやり方でよかったのかというと……。ううむ、やはり先行されたという事実がキツいのう。
まあアレだ、きっと最後までザック・スナイダーか、最初からジョス・ウェドンの方が、映画としてはスッキリしてたのでしょう。俺は楽しかったし、バットマンVSスーパーマンより引き継いだ、バットマンの実写版アーカム・ナイトな戦い方や、満を持して登場!の盛り上がりっぷりはやはり燃えた。なんというか、ぜひとも自分の目で確かめて欲しい!映画よね。