~仙台編~その6
前回のあらすじ
地図を印刷してきたのに、ホテル探すのに30分かかった。
一日目、夜、仙台繁華街。
代「管理者が美味い店を親から聞いてきて、前日に調べた結果、二店舗あることが判明。さらに調べた結果、喧嘩とまでは行かないものの、二店が微妙な関係にあることが判明し、結局どっちが美味いのか分からないまま。時間は深夜にまで延びて、俺はほとんど眠れないまま朝に。お前はグースカと絶好調。まあそんなことは忘れて、食べるとしよう。せっかくの牛タン屋だ」
管「いやその、適当な事いってスマン……」
代「結局、お前の親もあやふやで聞いて見てもわかんなかった時は、まとめてぶっ殺そうかと思った。まあ確率的に50%だし、一応どっちも美味い筈、こっちの店に入ってみよう」
管「……スイマセン」
~実食~
代「うむ。美味かったな」
管「こっちの牛タンはペラペラで薄い関東と違って、極厚なんだな。見た目普通の焼肉みたいだ」
代「そうだな……」
管「……」
代「確かに牛タンも美味かったけど、ウナギの方が美味かったんだ……」
管「ううむ……」
いやね、メニューに何故かウナ丼って書いてあって、しかも安めだったんで頼んで見たら、ちゃんと厨房で一からさばいていて、食ってみたらフワッとやわらかい甘めの味で美味いの。生涯で屈指の美味いウナギ。牛タンがかすむ位に。
結論:牛タン屋のウナギは美味い。
人にコレを言うと、まず信じられない顔をされるのは何故だろう。