日々雑談~2404~

 フューチャー・アベンジャーズなコラムや眼鏡っ娘居酒屋に向けての準備で、若干アメコミ漬けな昨今。そして思うに、数年前に比べ、アメコミの潮流もだいぶ変わってきたなと。全てが盛り上がっている……と言いたいところですが、そう話は上手くいかない感じで。

 何が起こっているかというと、マニア層がパージされてしまう状況。今、映画が原動力となってグイグイ引っ張っている状況だけど、映画自体の世界観がかっちりしているので、映画だけで十分なのよね。そこから、原書や邦訳の購読まで行くかは別の話。そして、映画で十分な人相手に知識を押し付けようとしてしまうと、それは野暮であり下手をすればマウンティングになりかねないわけでして。実際、海外の掲示板を観ていると、温度差や認識の違いからのトラブルが結構あるんだ。日本だけは例外、とは言えんわなあ……。

 つーか、僕のヒーローアカデミアやタイバニみたいな直球のオマージュ作品を筆頭に、バットマンとスーパーマンの構図をファンタジーに切り替えたゴブリンスレイヤーのような、アメコミの旨味を上手く取り入れた日本作の作品もポコポコ出てますしね。ザ・リフレクションやフューチャー・アベンジャーズのような、本場発のニオイを持ちつつ日本の土壌を活かそうとしている作品もある状況。本場直輸入だけで、これらと渡り合うのは、ちと厳しいわね。

 これからの方針は、ジャンルが途切れそうな状況を認めつつ、それを繋げられるような動きをすることですね。どうやりゃ繋がんのかなあと悩みつつ、目の前のことを片付けていかんと。アニメを足場としたテキストと、ジャンル外でアピールできる機会がもらえた企画。両方共、きっと推し進めていけば、方針に沿ったやり方が見えてくるはず……!