日々雑談~273~

「実はハルヒとのクロスオーバーに向いた怪獣、まだ何匹か居るんだ」
「へー」
「ただ、その、ちょっとどう考えても色々と問題があってな……」
「とりあえず言ってみ?」
「ムルチ、魔デウス、ジャミラ」
「真ん中のは知らんが、ちょっと手を加えるのでさえ悪い気がするラインナップだな」

ムルチ:見終わった後、最大に鬱になれる「怪獣使いと少年」に出た怪獣。裏に潜む、排他意識を擽るキーワード。下劣すぎる地球人と悲しすぎる少年。もう、最後のシーンでハルヒが穴掘ってる光景しか思いつかねえよ。

魔デウス:虚構と現実の狭間で生まれた怪獣。何が現実で何が虚構なのか、現実の脚本家と空想の主人公が入り混じり、彼らは「胡蝶の夢」を見る。非常にそそられるネタだけど無理だよね、色々と。書くとなると、ひょっとして主人公は俺か? いや、谷川先生や杉田さんの実名使うのはマズいし。でも俺っていうのはちょっとねえ。やっぱ映像でナンボの作品だわ。

ジャミラ:シャツを頭まで被ってジャミラ! 一度「故郷は地球」を見てしまうと、どうもこれも複雑な気分に。大国のエゴに翻弄された地球人の成れの果て。なんでこの人を、わざわざ大怪獣バトルに参戦させたんだろ? いやこれ、ハルヒと合わせてどう料理してもバッドエンド確定だし。地球人消滅エンドとかマジありえるぞ。

 と言うワケで、当面のハルヒの遊び相手は異次元人ということで。