日々雑談~2343~

 映画ワンダーウーマン、全米公開から2週目の落ち幅は44%か……。単純に、初週末から4割近く客や興行収入が減ったってことですね。

 そして4割近く減ったとなるとえらい下がった感じですが、実はこれ、悪くない数字です。どんな名作でも大作でも、どうしたって初週以降は減っていくものです。むしろ4割は大健闘な数字。

 今までのDCエクステンデッド・ユニバースに属する映画の問題点は、この初週から第2週目にかけての落ち幅だったので、このワンダーウーマンの44%という平均以上の数字こそ再生復活の一手。好調と言われたスーサイドスクワッドですら67%落ちで、バットマンvsスーパーマンに至っては69%と、ちと洒落にならん数字だったので……初週の成績はいいものの、その後ガクッと落ちるパターン。要は、太く短い映画ばかりだったのです。ワンダーウーマンは初週の数字がDCエクステンデッド・ユニバース最下位なので単純に比較は出来ないものの、それだって一億ドル突破の映画。これをきっかけに、長く保つ映画を作れるようになれば、DCエクステンデッド・ユニバースの未来は明るいぜ。何せ、初週の強さ、つまり太さは持ってるんだからな!
(ソース:BOXOffice DC Comics Extended Universe