日々雑談~2369~

 仁王のDLC第一弾、東北の龍をクリア。舞台となる東北の各所に配置されたメインミッションとサブミッション、その数は本編における九州地方や中国地方と同等だったので、DLCで純粋に1地方増やしたって感じね。第二弾、第三弾とDLCは続く予定だけど、このボリュームで3倍になるのなら、3240円(シーズンパス使用)は安めな適正価格だぜ。武器装備の追加も合わせれば、もはや仁王猛将伝と言っても過言ではないからのう。

 東北で立ち塞がるボスは、今までに無かったタイプのボスたち。本編で名のある使い手がほぼ居なかった二刀流の伊達政宗とか、軽装斧タイプかつデバフをがんがんかけてくる片倉重長とか、新武器種の大太刀を操る伊達成実とか。結果的に、彼らの装備も今までにない装備なので、プレイヤー側の幅も拡大することに。退かない伊達成実の性格を再現、敵陣に突っ込むことで威力を発揮する伊達成実装備の浪漫。いやだって、ダークソウル系のこのゲームで一対多って、それ装備の補正でどうにかなるわけない死亡フラグだから!

 ストーリーも、史実における伊達家の状況。そこから派生するウィリアムと新たな敵の因縁と、今後が楽しみになるストーリーでした。史実の伊達家と言えば、謀反や陰謀をやったりやらなかったりを続け灰色のまま江戸時代を迎えた家だけど、仁王の伊達家は完全に真っ黒。政宗も家臣も、天下取ってやるぜー! という気合に満ちている。関ヶ原後でその気合はマズいからね!? 

 そんな真っ黒なのに、いざ自体が片付いたら、「今度何かあったら、俺達に任せろ!」と一切悪びれず、家康の寿命もそろそろと次の機会を狙っている、伊達家の皆様。めげないこりないあきらめない。ある意味、史実の伊達家の不屈さを、めっちゃ忠実に再現しているんじゃなかろうか?