俺……惨状!?
士「クロックアップに対抗できる手段は限られる、あれはもはやチートレベルの技能だ。しかし、対応策にこのカードを使うのは流石にマズいか?」
仮面ライダー剣より
スペード10「タイムスカラベ」
能力:任意の範囲内の時間停止
カズマ「それ一見便利そうに見えるけど、発動中に攻撃しても全部こっちにダメージが跳ね返ってくるんだよ。普通に俺のカードで対抗するなら、スペード9のマッハジャガーとかがお勧めかな」
士「……」
カズマ「おおい! 電王のカードと一緒に捨てんな!」
クロックアップは平成ライダー屈指のチート技能だけど、だからと言って絶対最強と言うわけではない。クウガペガサスフォームが超感覚を駆使してクロックアップ中のワームを狙撃した事がその証拠、アギドも龍騎も……どのライダーも、己を駆使することでクロックアップを乗り越えるんじゃないか。チートを目の前にして諦めるのではなく、対抗する手段を編み出しやり遂げるからこそ、主人公ライダーなんだ。
というわけで、カブト編開始のディケイド感想。TV版のカブトは天才で、こっちのカブトは天災、なるほど(上手いこと言った顔で)
「というわけで、わたしたちは9つのせかいをたびしています」
「なるほど、そうでしたか。ならばワームのことをおおしえしましょう」
ガタックのアラタって言うか、村人Aのアラタじゃねーか。9つの世界って聞いて即納得して情報提供、8ビットかよ。
ワームにゼクトに人の思惑、カブトという作品は全体的に騙しが多かったので、ディケイドのカブトの世界もどうも信用できない。カブト放映時に、ひよりがワームだったという事実に気付けた人間が何人居たか。
最悪、おばあちゃんがワームでしたー!ってオチでも納得できる。ワームって完全に違和感なく擬態するから、違和感とかで正体に感づけないのが。ワーム当人でさえ、自分がワームだった事を忘れるくらいになりきれるし。
ディケイドチームは大丈夫なのだろうか、お爺ちゃんや夏みかんだと特にアイテムがないので、次の世界に行く前に成り代わられていても……?
「アタックライド・オレサンジョウ!」
「アタックライド・コタエハキイテナイ」
アレだ、ストZEROでダンの挑発伝説をはじめて見た時、あの心境。てーかアタックしてねえじゃん。発売予定のディケイド格ゲーでの電王は大丈夫なのだろうか。
クロックアップとアクセルフォームの高速化には違いが有って、そもそもああいう戦いは不可能云々言い出す大人は嫌いです。こまけえこたぁいいんだよ! クロックアップVSアクセルフォームの超高速戦闘は、ディケイドの企画発表当初からファンが望んでいた夢の対決の一つ、モモタロスVS関東鬼連合のオニ対決に並ぶ夢度合。とりあえずモモタロスは裁鬼って呼ばれてる人を狙えばいいんじゃないかな。
ディエンドは透明化でクロックアップを切り抜けてたけど、普通にサソードかドレイク召還しとけばよかったんじゃね?
弟切ソウ……テンドウソウジ……元より「ソウ」の部分が繋がっているのか? あ、カブトのおこぼれをいただいてのライダースティングや我を忘れてボコられる辺りは、非常に元のザビーまんまだったと思います。それにしても「ソウ」の部分が気にかかる……。
おまけ「昭和ライダーVSクロックアップ」
ZX「衝撃集中爆弾とワイヤーで作ったトラップの結界で時間を稼ぐ」
ストロンガー「帯電しておけば、触った時点でビリッ!ってか? あーでも、カブトには負けたくないね、同じカブト虫として」
スカイライダー「空は何処までも蒼い。クロックアップ持ちに飛べるライダーは居ないでしょ?」
RX「その時、不思議なことが起こった!」
J「まあ、巨大化すればどうにか。力押しで」
ZX「……ちょっと待て」
ストロンガー「お前らのそれは、何か違うだろ」
スカイライダー「それよりなにより、それをやられたら、どんな能力持ち出しても勝てないから」