日々雑談~2130~
まだ3分の1を過ぎたところなものの、今年2016年公開された映画の全世界興収ランキングを確認してみる。
1位がズートピアなのは、ディズニー流石の貫禄。公開当時は伸び悩んでいたものの、世界各国で公開される度に、ぐんぐんと急成長。ディズニーブランドの信用と信頼は、やはり世界的。日本で観た人も口々に絶賛と、世界規模で場所を選ばぬ映画って、ホント強い。
そして3位に居るのがデッドプール。デッドプール(再確認)。意外な結果というか、実はズートピアがまだアメリカに収まっている時期は、デッドプールが1位だったり。そしてアメリカ国内での興収なら、そのうち抜かれそうなものの、現時点ではデッドプールがズートピアより上という奇跡。アメリカ人、デッドプール大好きだな!
このアメリカでの興収というポイントで苦戦しているのが、2位のバットマンVSスーパーマン。全世界での興収では今年2位なものの、アメリカでの興収はデッドプールに負けている上に、歴代アメコミヒーロー映画でもまだベスト10圏外の11位と苦戦中。これから新作映画ラッシュが始まるので、10位圏内にいれるかどうかは微妙な所。向こうの批評サイトのロッテントマトでも批評家からやけに低評価と、アメリカ国内での評価が、なんか厳しい。何故そこまで……。なお、ロッテントマトの評価だと、映画でなくドラマ、スーパーガールやゴッサムはトップクラスな評価だったり。
個人的にすげえと思ったのが、5位の美人魚。チャウ・シンチー監督のコメディで、中国で史上最高の興行収入を獲得。ほぼそれだけで、今年の全世界興収の5位に。他の国でもウケてはいるものの、宣伝や公開の都合上、金額的にはおとなしい物に。一カ国だけで世界に食い込める、近年の中国市場の大きさをひしひしと感じる結果に。
いや、たまには映画をデーターで見てみるのも、面白いですね。実際観るのとは、違うタイプの面白さ。数字から、世相を読み取るような感じで。さあて次は、色々片付けて、実際映画館に行って、作品を楽しむか!