日々雑談~2116~
結構前の話となるのですがKING OF PRISM by PrettyRhythm、通称キンプリを観て来ました。今年の春は、バットマンvsスーパーマンに仮面ライダー1号と、暇が出来る度に映画館行ってる感じですねー……今年という括りにした場合、更に映画館行っているのですが、ガルパンが三回分あるからなあ。
キンプリに関しては、大本となるプリティーリズム(キンプリはプリティーリズムのスピンオフ)と共に全く知識がない状況、観に行った知人友人の「あれスゲエ。とにかくスゲエ」との感想のみを頼りに、偶然近場でやっていた応援上映を観に行ったのですが……あれスゲエ。とにかくスゲエ。これしか、言い様がない。
ジャンルとしては男性アイドル物でいいと思うのですが、これはもうキンプリというジャンルなのではないか……との考えが、頭のなかに。スタートのライブシーンの煌めき、そして全裸! こんなに気軽に全裸になる主人公ポジなキャラ、大和田秀樹先生の漫画でしか見たことねえ。行った人の「ケツからハチミツが!」「トランザム!」「シックスパック最強!」という感想に対し盛ってんじゃねえかと疑っていたのですが、これ全部ホントです。旅立つベテラン、現れる新人、受け継がれる魂と、ストーリーは正統派なのに、仕上がりはオンリーワンとしかよべないものに。圧倒、これは圧倒……。
公共の場における映画とは、静かに観るもの。だが、応援上映なら声援もサイリウムもOKだ! 応援上映も初体験だったのですが、これは映画というより、アイドルのライブ。映画とともに、観客の熱気がバリバリ伝わってきます。いかんせんキンプリへの事前の知識がないため「◯◯ってなんだろう?」と疑問に思っていたら「◯◯は△△ー!」とのコールを聞き、なるほどなと。リアルタイムでのネタバレというか、こういう知識の補完の仕方があるとは、予想だにしなかった。上映終了後、次回上映は数時間後だよ!とのコールを聞いた時は微笑ましく思ったし、ああこういうファンが支えているからこその、20万人来場突破なんだと実感しました。
世の中、予想以上のものがまだまだあるから面白い。そしてキンプリ+応援上映は、その中でも未知の極みでした。知識がなくともリアルタイムで補完されるし、こまけえことはいいんだよ!とこちらに思わせるパワーが有る。一つ言い切れるのは、ソフト化待ちだけは止めておけ、少しでも興味があるなら応援上映へ!ってことですかね。
なお、最初は後部座席を推奨。真ん中の方の席取ると、ベテラン勢やサイリウムに囲まれて、レベル1のままひのきのぼうで竜王の城に乗り込んだ気分になるぞ!