第六回例大祭レポ~参上! 超人師弟コンビ~
先日の第六回の例大祭にサークル参加してきました。
夏コミの時みたいに、サークルスペースを撮ったものを載せようと思ってたらストップがかかってしまって。チクショウ、うちのサイトのマスコットキャラことロビンマスクを頑張ってカラーで書いたのに!
カオス(NOT超人)と真面目の境をうろつく例大祭レポ、始まります。
前回のイベント参加が夏コミだから、半年以上サークル参加してねえや。久々で不備が無いように、釣り銭の準備や在庫数確認といった作業をきっちりとこなしました。いつもはアバウトの極みですからね、ウチのサークル。利益の分け前も、釣り銭用に小銭は残して札だけ山分けみたいな感じで。まるで売上金を鷲づかみにしてパチンコに向かう小企業のダメ社長のようだ。
今だから言えるけど、今回は事前のサークルの運営的な準備はほぼ完璧。なおかつ、管理者がおなか壊すとかの突発イベントも無かった。唯一あるとしたら、前日準備してて夜遅くに寝た俺を、管理者が電話で早く起こしちゃった事ぐらい。早いって言っても、ほんの15分ぐらいだけど、寝てない状況での15分の就寝は体感時間で1時間ぐらい損した気分になれる。
コンビニに行く管理者にハンカチを頼んだら、でっけえタオルを買ってきやがったり、おかげでサークル入場の時間が滑り込みになったりと色々あったけど、会場到着。
そして俺は周りへの準備もそこそこに便所にダッシュ! 括約筋がヤバイ段階でピンチだったのに、管理者がノコノコとレジに並んでる姿を見たときはもう。俺が入場チケット持ってたから、見捨てるわけにもいかねーし。すまん、何も突発のイベントは無かった、ありゃあ嘘だ。実際あと一歩で俺の人生ゲームオーバー。
便所から意気揚々と帰ってきたら、管理者が手に東方星蓮船の体験版をもって突っ立ってました。ううむ、今回もサークル参加者は体験版が貰えるのか。実にありがたい話だ。それにしても、いったい何処に体験版があったんだろうか? 見本誌提出の封筒にでも入れてあったのかな。
「いやーね、オラが準備をしていると、真っ黒な神主がピカーって降りてきて、挨拶して消えただよ。んで、神主が消えた後に残されてたのがコレだぁ」(管理者:談)
そりゃあねえ、サークル用の封筒の中に入れてあったら、不心得な奴が盗んでもおかしくないよなあ、末端価格的に。ってマジか。
いやだって、1000サークルは参加してるんだぞ? それに一人ずつ手渡しとか普通に苦行レベルだろ。でも、管理者は確かに神主だったって言ってるし。まてまて、神主っぽい黒い格好をしただけのスタッフだったのでは? 神主は黒一色の格好をしているという先入観が先立ち、管理者はその人を神主と見間違えた。しかし管理者への挨拶を聞くに、どうも本物っぽいな。それに運営が騙す利点なんざ何も無いし。
結論として、神主はすごくてありがたい。そしてもらす覚悟で我慢しときゃあよかった。あー見たかったな、生神主。
ちなみにちょっとだけ星蓮船やりましたが、ストーリーは「ヒャッハー! 賽銭だぁ!」「ヒャッハー! こっちにはキノコもあるぜぇ!」と主人公コンビが宝船に略奪に向かう話です。早苗さんとばっちり。
準備している間にすぐに時間は一杯となり、例大祭開始! 必死なスタッフと参加者に、客をどんどんさばいていく壁サークルのみなさん。周りのサークルにも活気が生まれる中、俺はあくびしながらボーっとしてました。もうちょっと眠気が無ければ、モンハンとかやってたと思う。ちなみに管理者は買い物行って不在です。
別にやる気が無いとかじゃなくて、毎回イベント開始から一時間はまずヒマなんですよ。なのであえて気を抜いている。
イベント開始直後に入場できるぐらいの人が求めるものは、売り切れ必死の壁サークルや、午前中には売切れてしまうであろうサークルのお品。ウチは目当ての人自体が少ないですし、まず後回しにしても良いトコなんで開始直後はまずヒマ。そもそも、そういうサークルがイベントの半数以上を占めているんですけど。
なのでいきなり気を張ることはせず、管理者が一旦帰ってくる小一時間後。それぐらいから真面目に動くようにしています。若くないし、体力にも限界があるという事をようやく学んできたんで。例大祭は全体的に活気があるので、椅子に座らないで客寄せ文句を言うぐらいの喧しさでOK。ちなみに周りが静かな時は、ゆっくりと椅子に座って接客をします。要はイベントに合わせてのTPOをせなアカンと言う事で。
毎回、或るサークルのホワイトボードにはジャンル関係無しに紳士超人が描かれる。この絵を見るとその紳士超人に呪われ、己の行動に奇行が目立つようになってしまうのだ――
いつかこういう都市伝説を作ってみたいものだ、主に前半だけ。今回も暇なうちに、ホワイトボードにせっせとロビンマスクを書いておきました。しかも今回はなんと、カラーですよ、カラー。鎧を青マーカーと赤マーカーで塗って仮面の鉄騎兵誕生。いやーいい仕事したぜ。
でも色を塗ってみたら、普通に目立ってて遠くからでもサークルの位置が分かった。瓢箪から駒で実は結構良いんじゃないか? マスコットキャラのロビンくん。指差しニヤニヤされたり、なんでロビンなんですかと聞かれたりあったけど、次回もホワイトボードに書いてみようかと思います。ロビンはまったく関係ありませんというのもなんだし、一応コピー本の超人先生ロビん!?でも用意しておくか……。
ちなみに閉会30分前にはロビンの脇にロボ超人のウォーズくんも出現。見ると幸運がおとずれないかもしれない当サークルのサブマスコットですよ!
開始から一時間以上経った頃から、ようやくこっちに人がまわって来る様になってきました。ここからが、当サークルにおける真の開場です。
それにしても、前回と比べて随分とやりやすいイベントになったもんだ。ホールの拡張に加え、通路の幅を大きく取ってくれているおかげですごく移動がし易い。混雑が予想されるサークルはのきなみ壁で外に行列が作れるので、長蛇の列につき物の混乱も起こりにくい。これだったら、一般参加してもいいイベントだ。一般参加の前回はちょっとギツギツかつ大混乱でホールの入り口で中に入るのを断念したもの。
それにしても普通イベントは成年向けが混むのに、あんま混まなかったね。ウチの位置は成年向けの外周部だったけど、それにしても人通りが無さすぎた。ウチの前の通路は例大祭内でもっとも通過しやすい通路。
反対に中央あたりで展開していたグッズがとんでもない事になっていた。出来るだけ避けて移動するようにするくらいに、常時キツキツ。公式グッズが殆ど出てないからこんなになったのだろうか。でも、おじさん、ジャンボ萃香ぬいぐるみが90万円ってえのはどうかと思うよ。
成年指定の本作ろうぜーと言ってから数ヶ月、結果なんとかなって良かった。なんだかんだで、結構売れました。皆様ありがとうございます。
うみつきさんが頑張ってくれたので、ホントに人目を惹いてました。うん、ホントすまない、スケブとか頼まれても俺はロビンマスクしか書けないんだ。うみつきさんの絵が見たい方はクラー軒『弐』までどうぞ。ハルヒ新刊のヤプ様、ようじょで頼めばよかったかのう。
それと印象的だったのはかさぎ修羅さんがお隣だった事ですかね。実はサークル始動前に小説同人誌を作る上での見本にさせていただいた方の一人だったり。まさか隣で本を売る日がこようとは。思えば長かったなとゲームだったらGOODエンドになってもおかしくない状況だけど、まだもうちっと物語は続くのじゃよ。
いつも終了1時間前ぐらいには撤収するけれども、今回は最後まで居させていただきました。三本締めにも参加して、これできっちり終了。こういうのはいいねえ。
実に楽しめたイベントでした。やっぱサークル参加は大変だけど楽しいや。次はCOMIC1だ、ハルヒ本の仕上げに入らなくちゃ。新刊は適時作れないけど、なんとかオンリーとかにも参加していきたいな。やっぱイイわぁ、イベントって。
最後となりましたが、今回の新刊「淫ノ幻想記」。成年指定などの関係で通販はしないと言っていましたが、今回はちと事情が変わり、とらのあなさんでのショップ委託が決定しました。当然のながら専門の業者、自分の手弁当よりもスムーズに事が運ぶと思います。ちょっとまだすぐには販売開始されませんが、始まり次第このホームページで正式に告知いたします。
それではまた機会ありましたら次回のイベントでお会いしましょう。