コミケットスペシャル6雑感
先日行ったコミケットスペシャル6についての雑感をつらつらと。サークルのことより、全体的な印象寄り。こういう感じでした、こういうイベントでしたという記録を残してみようかと。
この間も言ったとおり、実は人生初の幕張メッセだったのですが……なんとも、遠くあり。電車での移動は、逆に近くなる人も居る以上遠くてもむしろしょうがないのですが、駅から会場が中々に遠い上に混んでいてぐわーっと。ビッグサイトの一番奥に行く距離=幕張メッセの会場入口ぐらいあるよなあ。いっそ車での移動も、視野に入れた方がいいのかしら。なお、コミスペ的には、車移動は勿体無え、勿体無え……!(会場にあふれるアルコール臭
やはりええ、まずコミケットスペシャルで触れるべきは「飲酒OK!」と言う事でしょう。飲酒OKなイベント自体は幾つかあるものの、ここまで大きなイベントで飲めるのは珍しく。昔はコミケでも飲めたそうですが、大きなトラブルが起こった結果、ダメになったとか。まあ兎に角、お祭りだからとはいえ、こうして飲めるのはありがたいですね! 隣のサークルさんでは、スコッチの試飲をおこなってましたし。トランスフォーマー本の隣にある本場蒸留所探訪本。こういうの、いいねえ……。
サークルの持ち込みだけでなく、酒造による販売や試飲、売店での販売と、会場内でアルコールを入手する手段も多々あり。酒だけでなくツマミもなあ、砕石場の崖の上にズラーっと出てくる再生怪人軍団の勢いで、コミケ系のイベントに参加している企業が一挙集結。縁日スペースでも、焼きそばやお好み焼きをその場で焼いて売ってたしな! 完売の酒盛り、ビール片手の接客、フリーダム過ぎて困るけど、それもまた任侠……。酔いつぶれたり、大虎にならなければね、OKですよ。
企画サークルスペース、最も近いイベントを挙げるなら、お座敷席から始まってなんでもアリだったコミティアXでしょうか。幾つか、コミティアXで見覚えのあるサークルもあったような。ただ、コミスペに関しては“オリジナル限定“の枠すら取っ払われるので、自由度はちょっと増してました。サムライトルーパー神社とかアーケード版アイマスの筐体(プレイ可能)とか、思わず拝んだよ! 鎧兜にフィンランド妖怪本に生演奏に痛凧に、心地良いなんでもありですね、コイツぁ。企画かサークルかどうかあやふやなのですが、中東発の同人誌もゲット。これは中々に……世界はとても広く、一つの絵や文章で繋がれるくらいには狭い。
時間の都合上、開催出来てよかったなあ!なクロケットには行けなかったのですが、企業エリア&オタクエキスポ開催中なホールにはふらっと。ニコニコ動画のカラオケ大会に、ねんどろいど一挙展示。みかんのうた、俺も久々に歌いてえなあ! アルティメットまどか様の後ろにアイアンマンが! え!? 大淀さんねんどろいど化ってマジですか!?
そしてオタクエキスポ、海外や国内のイベントに協会、街としてアニメ漫画を推そうとしている自治体……非常に活気のあるイベントでした。
海外勢は海を越えて日本に来ただけあって基本全員ガッツあり。地元自治体もコレを切っ掛けに街を売りだしてやるぜ!とばかりにギラギラと。アニメや漫画による町おこしの成功例もあってか、ただ頼りきって座しているだけでは無理だというのはおそらく周知の事実に。ノウハウの成立もそうですが、試みる街が多くなればなるほど、シェアの奪い合いという戦国時代に突入するわけで。しかしコレは、一歩先に進んだ証明。ある意味、その証明を垣間見た気がします。
いやはやもう、5年に一度のフェスティバルに相応しいイベントでしたね……。個人的には、1年に一度やって欲しいぐらいに緩さが好ましいイベントでしたが。前回は水戸、今回はサミット。さて次のSPには、どんな光景が見れるのか。