人を怒らせない上手い表現

 ウィキペディア、和製セイバーこと戦国ランスの上杉謙信の説明より引用。
「”女の子”の物理戦闘キャラではJAPANだけでなく、世界においても最強の実力を誇るが、性別的に”女”とみた場合はミネバが最強とのこと」
※ミネバ……北の軍事帝国ヘルマンの女将軍。マッチョで傷だらけなオバちゃん。非人道的な手段で相手を全滅させたり、讒言で出世したりとやりたい放題。でも、バカみたいに強い。

「うん、セイバーは女の子サーヴァント最強だな。間違いない」
「まぁ、他に対抗馬居ないしね。女の子は」

「ちょっと、坊やにあんなこと言わせといていいの!? ライダー!」
「女性ならともかくとして、女の子ですからね。この身長で女の子の呼び名にむきになるのは、諦めが悪すぎる」
「そ、そぉ……? 貴女にそう言われると、私も拳の下ろしどころが無いんだけど」
「キャスター、私たちに出来るのはただ一つ。セイバーの事を幼子を慈しむ様な温かい目で見る事です。そして幼子にもかまわず手を出す士郎は、今度からロリコンとでも呼びましょう」
「そんなに怒ってるなら、普通に坊やに怒りをぶつけなさいよ」

「剃髪していて髑髏面を付けているサーヴァントでは私が最強です」
「いや、それこそ他に居ないだろ」
「居ますよ。他のハサンが。ハサンであるなら、無毛であるべきなのです」
「ああ……。ところであっちで若い言峰が、剃刀を手にする髑髏面の女性に早まるなって説教しているんだけど」

「真アサシンの気持ちは分かるな。俺も自分の事を槍兵の中で最強だと思っているからな」
「猟犬最強じゃあないのか?」
「アルバイター最強ですね」
「全身タイツ最強ね」
「オメーらはよぉ……ならそこの赤い弓兵、お前は家事最強だろうがー!」
「望むところだ」
「受け入れちゃうんですか!?」