日々雑談~1750~

 エクスペンダブルズ3! エクスペンダブルズ3! 男の映画、ハッスルマッチョカーニバル、テレ東御用達! スーパーアクション俳優大戦!
 筋肉祭りで火薬ドカーン!これぞ男の大勝利!なプロットは1や2から全く変わっていない、むしろここが変わったらマズいのでいつも通りでなきゃアカン部分。往年のレジェンドスターが大活躍すれば、それでよし。しかし今回は、あえてその往年の負の部分、スタローンを筆頭としたレジェンドの「老い」に焦点を当てた作品となりました。スタローン演じる、バーニー・ロスの迷いと後悔、直情な彼には珍しい弱気もその発端も「老い」による不安。この「老い」とどう向き合うか、「老い」にある強さとは何なのか。この負の部分に目を向け、最終的に爆発でドカーン!と吹き飛ばすのが3の妙かと。
 あとええ、やはり性質上、注目されるのは新規参戦ユニットですよ。暴にまみれた巨悪を演じたわりに自分が悪役だと寸前まで気づいていなかったメル・ギブソン! しばらく捕まってましたよな登場シーンからしてメタネタ入りまくりなウェズリー・スナイプス! 指揮官としてはアレすぎるけどその決断イエスだね!なハリソン・フォード! どう見てもアベンジャーズ入りしたデッドプール的ポジションですなアントニオ・バンデラス! 一流どころが、バリバリ面白い役柄で出ております。あと、シュワルツェネッガーは、1でカメオ、2でゲスト参戦ときて、3で頻繁に来てくれる増援ユニットポジションに。4があったとしたら、多分その時は汎用ユニットになってるんじゃないですかね。なんつー豪華な汎用ユニットだ。
 いやもう大満足。元々、そういう物を期待して観に行った身としては、最高の代物でした。クライマックスの一大決戦に関しては、派手さ見やすさで歴代トップでしたしね。いつまでもこう在って欲しい、そんな事をかんじさせてくれる映画でした。