コミティアレポート&復活のネタ作家

10月12日。遂にその日は来た――
「遂に来たな……」
「ああ」
ストーカー市川主催興行、スト市ボンバイエの日が!」
「なにその素敵な興行!?」
ゴメン、ちょっと本気で行きたかったんだ。

と言う訳でコミティアの詳細レポ。
サークル参加としては初めてだったので、中々面白い体験でした。

早朝、駅に集合して電車へ。なんか管理者がスーザン並にガクガクしてます。
「昨日俺四時間しか寝てないんだ」
「そうか、ところでDSのマリオやらねえ?」
君、人の話し聞いてる?
うるせー、俺なんか三時間以下だよ。逆に中途半端に寝るとキツくなるのがわからんのか。ちなみに俺はドキドキして寝れなかったとかではなく、エロ画像集めてて、気がついたらそんな時間でした
俺の忠告を無視し寝入る管理者。到着までグースカ寝倒す気なのでしょう。そして小一時間後、コミティア会場のビックサイト最寄の国際展示場駅に到着。
「……行けるッ」
「逝くなー!!」
なんかより一層ガクガクになってました。ちょ、まだイベント始まってないのよ!?
うん、帰ってくれないかな

コミケで何度か来たが、ビックサイトは広い! 流石正義超人のタイムマシンに(ry
ビックサイトの入り口からコミティアを行っているホールまで結構な距離があった。他のホールでも別のイベントを行っているため、結構に人がワラワラと。おい結構コレいけるんちゃう? 半数以上売れてもおかしくねえぜ。その時は、そうなると思っていたんです……
自分たちのスペースに到着すると、そこにはダンボールに詰まった新刊が。直接搬入なんで、本を確認するのはここが初めてです。うおう、きちんとした出来だ。正直印刷会社にデータ搬入した際に
「ファイル形式は?」
「知りません」
「使用ソフトは?」
「えーとなんだったっけかな…」
という印刷会社の人と俺の血圧に多大な負担を掛けるやり取りがあったので正直不安でした。管理者が「ワシにまかせてつかあさい」と言っていた時点でいぶかしむべきだったのか。まあ、本が出来てしまえば上記のやり取りの直後にレンタルビジネススペースに駆け込んで再編集しなおしたのも良い思い出です
しかし思ったよりスペースが狭い&持って来た道具の不足でイマイチ華やかさが足りない装飾に。ううむ、男性のセンスではここが限界なのか、どう思うよ管理人?
「やべえオナカ痛い。トイレ行って来る」
帰れ

実際、色々席を立つ用事があるので管理者に帰られると困る訳ですが。
拍手の音と同時に開幕。目的の物に向けて突っ込んでいく客達。
でもその流れは意外に緩やか。コミケやサンクリの開幕なんかバッファローマンのハリケーンミキサー×100。比べたらの話で、コミティアもそれなりに激しい客の流れなのですが……
「なあ、マリオやらね?」
「お前今まで何回そのセリフを言った……やべえ、腹がクラウザーさんがコンサートを開催って位に荒れ狂ってる!」
「よかったな」
「うるせえ、トイレ逝ってくる!」
うちは暇でした
てえか流れのラインから逸れてるんだよ、ココ。開幕30分ぐらいはマジで流れの蚊帳の外でした。
流れがようやくこちらにも……この流れを逃さん……流れに乗せるための……安価なコピー本……これで……流れを寄せる……!
「よおし、製本するぞ! 管理者コピー原稿をここに!」
「スマン、表紙のコピー忘れてた」
表紙を手書きすると言う起死回生かつオリジナリティあふれる手法で本が完成したとき、既に流れは変わっていました。
帰れ、バカ

閑話休題。
コミティアとコミケの違いを述べるなら、人の歩みの早さでしょうか。なんというか客の引止めが物凄く難しい。コミケでは一般参加者はゆっくり歩きながら品を吟味していく、そんな感じなのですが、コミティアはティッシュ配りを拒否できる速度でスタスタと。余程目に付くものがないと人を引き止めるのが難しい。絵とか一切無いし、展示に華美さが無いうちのようなサークルはかなりの不利。次回までに何とか策を練っておかないと……

実際、俺も何でなんだかわからんのですが。
うちの本、女性への売れ行きの方が大きかった。
いやそもそも売り上げ総数自体が少ないのですが、我もビックリ。
男性も手に取るのだが購入までは行かず、女性は結構手に取ると高確率で購入してくれたのですよ。本の路線はあえて言うなら男性向けだと思うんだがなあ、文章のみの本というクドさを受け入れてくれるのは女性なのだろうか。

そんなこんなでひたすら自スペースで売り子してました。
昼ごろ、事前に来ると宣言していたウチの投稿作家兼入間アイドルマスター大会覇者として名を馳せる玲二さんが到着。三国志大戦についてくっちゃべってました。話の流れで帰り道に三国志大戦の対戦をやる事に。この時の会話に、後に卑怯者とののしられるレベルの戦略の布石がここで置かれていたとは誰が気づいただろうか? 自分で思い返してみてもヒデえ話なのですが、今まで越えられない壁だった玲二さんに勝ったので、俺的には無問題。新たな遺恨が生まれた気がするが……

事前に言っておく、ユーアーゴーホーム
まあアレですよ、なんやかんやでイベント終了。管理者と利益を半々して帰郷、殆ど利益なんか出てないんですが一応折半せんとアカンので。在庫がめっちゃ余っているのでなんか消化する方法を考えなきゃいけないんですが、委託といっても心当たりが無いし、通販するほどでもないし、どっか適当なイベントに参加するかなー……
ところで管理人よ、余りの本とかなんやかんやの道具はどうしようか?
「全部お前持って帰ってくれないか?」
もう段落の一番最初に書いたので言わない

そのうちオンリーとかにも出てみたいですよね、オフセットは暫くいいやって事でコピー本で。サークル参加ってえのはぶっちゃけ楽しいですよ。
そうだな、今まで色々考えたけど具現化しなかったネタ……
ネギまとキン肉マンのクロスで超人先生 ロビん!?というのはどうだろう。管理者に落ち着けと言われて封印したネタだが、インパクトでは随一。同じイギリス出身者という共通点だけで図った暴挙。バカレンジャーをウスノロ野郎と罵ったり、マスコットの白いオコジョが黒いロボ超人にすり替わっていたりとドキドキのイベント多数
うん、自分で言っててわかるんですよ。
まかり間違えてこんなんネギまオンリーで頒布したらやーいネタ作家と道行く人に石を投げられる事が
……表紙の絵はロビンマスクでいいですよね。