日々雑談~1635~
少し時間が経ってしまいましたが、アメイジング・スパイダーマン2を観てきました。
印象としては、スパイダーマンことピーター・パーカーの若さが特徴的だったかなと。原作、アニメ、全てにおいて最も若いピーター・パーカー。
この若いというのは、設定上の年齢や外見の話ではなく、思考回路が行動原理が良く言えば実直、悪く言えば短絡、一言で言うと“若い”んだなと。
若いと評するのは、決して見下したり馬鹿にしているのではなく、それは個性にして強さだと思っています。アベンジャーズの面々を見れば分かるように、ヒーローとしてのスタート地点が学生という早い段階なのは、スパイダーマンぐらいですからね。みんなある程度、科学者や社長と、成熟した状態でスタート。学生から始まるヒーローも居ないわけじゃないですが、映画でピン立ちできるクラスとなると……X―MENはいけそうですけど、若干映画は方向性が違う感じで作られてますからね。第一作の主要メンバーからして年齢層高めでしたし。
若いから不合理だし、若いから失敗するし、若いから前を向ける。スパイダーマンの若さは、切なくも心地よいものでした。
アメイジング・スパイダーマン1と2、合わせてのスパイダーマン・ビギンズと考えると、しっくりくるかと。今後を見据えた上で、良い土台を作れたのではないでしょうか。