サイレン（以下Ｓ）「いよいよＨＩＴＭＡＮ１発売まで一週間切ったわけだが、どういう話か、どういった内容なのかの紹介もした方がいいんじゃないか？」

Ｆ「犬溶接マンやセクションエイトの大筋に関してはこのまとめ、ヒットマン日本語版発売に関する経緯や、ヒットマン自体の作風やあらすじに関しては、こっちのまとめを読んでください」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　∩ﾟ∀ﾟ)’)　　おわるよ！
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　糸冬
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Ｓ「終わるなよ！　落ちるなよ！　丸投げするなよ！　あと、ウチの環境はＡＡ貼るのに向いてねえって言っただろうが！」

Ｆ「みなさんのブラウザで歪んでいたらゴメンナサイと謝るしか無いんだが……。丸投げに関してはお前、これ以上俺やお前がどうこうしても、あのまとめ以上に上手く纏めて面白くするのは無理だろ」

Ｓ「わりとお前、そういう所は現実的よね」

Ｆ「正直、これ以上なにか付け加えても無粋になるだけなので、終わりで良いと思うんですよ」

Ｓ「実際、まとめの中にも、お前の自分の仕事に関してのコメント入ってるしなあ……。ああ、そうだ。その辺りに関してなら、もう少し話してみてもいいんじゃないか？」

Ｆ「どんなキャラを選考したのか、どんなことを書いたのかを話せと。その場合、お前を殺して、俺は反省のため今夜のおかずを一品減らすようだろうが。漏洩の罰の自省として」

Ｓ「俺も殺してお前も死ねよ！　別に俺、自殺志願者じゃないけど！　なんでオメエだけ、反省が軽いんだよ！」

Ｆ「うーん、でも実際、具体的な情報をバラす気は無いしなあ。まとめ内で名前が出ているコンゴリラだって、まさか掲載内容をそのままここに書くわけにはいくまい」

Ｓ「そりゃそうだな。なら、問題無い物を作ればいい」

Ｆ「それはつまり……書き下ろせと？」

Ｓ「ＤＣでないなら、とりあえずマーベルだな。マーベルで、キャラ事典仕様の物を書いてみろよ」

Ｆ「なるほど、手としてはアリだな。流石に１から慣れてないキャラに関して書くのはキツいので、うちのサイトでもよく扱う二人の紹介にさせてもらいますがね？　ヒーローとヴィラン、それぞれ一人ずつで。ちょっと待ってろ、試しに書いてみるから」

Ｆ「よし！　出来た！　マーベルのヒーローとヴィランから、一人ずつな！　嘘はついてねえぞ！？」

・常識、正気、第四の壁、全ての破壊者！　ヤッフー！！！！・
デッドプール
　軍による超人兵士計画ウェポンＸプロジェクト。プロジェクト最大の成果とも言えるのが、ウルヴァリンである。彼のデーターや細胞は後の研究にも活用され、Ｘ－２３のような新たな戦士を生んだ。そしてこっそり、変なモノも生まれていた。ガン治療のため、計画に己を差し出した一流の傭兵、ウェイド・ウィルソン。ウルヴァリンのヒーリングファクターを移植された彼は、ガンを治療することには成功したものの、醜い容貌と狂気も手にしてしまった。そんな彼が赤いタイツを手に入れた時、デッドプールは誕生した。
　大局を見ているようで見ておらず、小事にかまけている内に世界を救い、ちょっとした悪戯心で街が一つ消し飛ぶ。狂気の末、自身がコミックブックのキャラクターなんだ！という真理に辿り着いた彼の行動は、正に混沌。数多くの武器と再生能力で押し切る超一流の戦闘能力は、混沌を一層蔓延らせる。
　しかし、根底にあるのは、一応善である。何度か「コイツはもうダメだ！」とヒーロー陣営にも見捨てられかけたが、みんなに慕われたい！人気者になりたい！　この不純で単純でより良き物を目指す男を、完全に見捨てることは出来なかったのだ。

代表エピソード「マーク・ウィズ・ア・マウス＃７」（「デッドプール：マーク・ウィズ・ア・マウス」収録）
異世界行きのゲートへと飛び込んだデッドプールは、レディ・デッドプールやメジャー・デッドプールと言った、様々な自分自身と会うハメになる。

・歩く完全技巧図鑑・
タスクマスター
　何故彼は悪の道に走ったのか。答えは「正義よりも悪の方が儲かる」と、実に単純明快な物である。相手の動きを記憶し、自身で再現する。例え、どんな高度な動きでも。こんな能力を持っていたとある学生は、進路決定間際、ヒーロー対ヴィランのビデオを貪るように鑑賞。スパイダーマン、デアデビル、ブルズアイ……様々な技巧者の動きを盗んだ彼は、コスチュームを纏い犯罪界にデビューした。タスクマスターの誕生である。
　デビュー後も、多数の超人から技を窃盗。またもうひとつの才能、育成能力も開花し、数多くの戦闘員を鍛えこみ、多数の新人ヒーローや新人ヴィランに技を教えこんだ。金さえ貰えば、善悪問わず生徒に。この方針の結果、数多の戦いがタスクマスターの教え子同士の戦いという裏の顔を持つことに。彼自身が、そんな因縁はさっさと割り切って教え子と平気で敵対するので、誰も彼もその辺り気にせず戦っている。
　彼の教えを受けた者には、クロスボーンズやデッドプールのような一流の有名ドコロも多いが、卒業後独自に鍛え上げた彼らの技も既に窃盗済み。優秀な生徒が教えを請いに来る限り、彼の技のラインナップは、どんどん厚くなっていくだろう。

代表エピソード「ザ・エクスクィズ・プライス」（「タスクマスター：アンクシンクァブル」収録）
ヒドラ、ＡＩＭ、サイバーニンジャ……突如１０以上の組織に襲われたタスクマスター。やがて彼は、自分自身も忘れていた、自らの根源に触れることとなる。

Ｓ「よし！　最初に聞くぞ！　どっちヒーローだ！　タスクマスターか？　あと、お前の画像チョイスには悪意を感じる」

Ｆ「得意キャラで上手くやろうと思った結果、中立っぽい二人の選出となってしまい、大変申し訳無く思います……。一応今回は、デッドプールがヒーローでタスクマスターがヴィランということで。ヒットマンのキャラ図鑑も、字数や雰囲気、だいたいこんな感じです。実物には、若干、もう少し踏み込んでるキャラもいますがね」

Ｓ「本当に、１から説明する感じなんだな。二つ名まで付けて」

Ｆ「ああ。入り口としてのキャラ図鑑だからな。個性的なエピソードを主軸に、なるべく紹介から人となりや概要が分かるように。アーティストやライターの作風とか、専門用語がバリバリ出て説明が難しくなるような箇所は、避ける方向で。こういうのはどちらかと言うと、一歩踏み込んだ人向けの話だからね……」

Ｓ「少しだけ、ヒーローの方が扱い良い気がする。文章的に」

Ｆ「やはりヒーローである以上、少し持ち上げてあげたいわけで。ヴィランはまあ、その辺悪党なんだから、覚悟してもらわないとしょうがないやん？」

Ｓ「せやな。あと、代表的なエピソードついてるのね」

Ｆ「うむ。キャラに興味を持ってもらえても、何を見たらいいか分からないでは、せっかくの興味も薄れていく一方だからな。選考方針としては、できる限り、邦訳されているタイトルを上げて、次点としてなるべく有名なエピソードかつ電子書籍で読めるものかな。代表的な例に挙げても、読めなきゃしゃあないし」

Ｓ「プレミア付きで電子書籍も絶望的な、ＤＣ/マーベルを読め！と言われても困るもんな……」

Ｆ「金や手間に関しての難易度は、なるべく限界まで下げたい所。こんな感じのキャラ事典、ヒットマンを読んだ皆様の、アメコミという未知の大海へ漕ぎだす第一歩、もしくは更に没入するための道標。そうなっていただければ幸いです」