日々雑談~1353~

 んー……そろそろ、デッドプール邦訳が動き始めるとの話を聞いたけど、どこからだろう。個人的には、共演者が豪華絢爛なチームアップややりたい放題な900号&1000号記念誌、おすすめなDeadpool – Merc With a Mouth: Head Tripとかならいいなーと。今挙げたのは近年発売の新し目なシリーズ。それとは逆に古いシリーズ、クラッシックを代表とするデッドプール黎明期の作品の場合、避けようのない弱点が、一つありまして。

 すごく掻い摘んで説明しますと、デッドプールの初登場時の役割は「捨石」です。重要な新キャラが二人登場する話に、ちょっとした繋ぎとして入れられた、全身タイツの傭兵。どうせ一発ネタなので、スパイダーマンみたいなキャラを書きたかった、傭兵ならデスストロークっぽいのでいいか、制作側もフリーダムにキャラを作ったわけですが。
 困ったことに、人気が出てしまい、やがて個人誌も取得。捨石からメインキャラに昇格したものの、制作におけるフリーダムさは変わらず。参加した様々なアーティストが得意分野、やりたいことをどんどんと注いでいった結果、現在のデッドプールに。ウリである第四の壁の破壊を本格的に手にしたのも、メタネタが得意なライターさんが担当して以降ですし。

 つまり、黎明期デッドプールの弱点とは……おそらく、日本で一番目立っているマブカプ3のデッドプール=現在のデッドプールと、進化途中の黎明期デッドプールは微妙に違うこと。個人誌誕生の頃は、ちょっと程度を知らず口やかましくなった、スパイダーマンのフォロワーですしねえ。メタネタを手に入れるのは、数年後です。メタ全開、フリーダム。スパイダーマンが悪口なら、こっちは支離滅裂!と(現在における)完成形が出回ってしまった以上、黎明期が邦訳された場合、違和感が出る可能性が若干。
 最も、多少ベクトルが違うとはいえ、クラシックの時点で十分に面白いんですけどね。違和感なんて、人によって感じたり感じなかったり、わりと適当なモンですし。クラッシックにおける、デッドプールとチームアップばりに豊富なゲストキャラとの対比は面白い。
 酔って暴れるとシャレにならないのが分かっているので、旅客機内では酒を飲まず、規則をきっちり守ってアーマーも脱ぐ、ジャガーノートさんマジ常識人。そしてマナーもおかまいなしに、飛行機内でジャガーノートに襲いかかるデッドプールさんマジ外道。