日々雑談~1322~

 ハチワンダイバーを読もうとヤングジャンプ読んだら、何故かエアマスターだった。ヤングジャンプの一角が、もうちょっとで当時のヤングアニマルに戻りそうだよ!

 ダークナイト:姿なき恐怖を読みました。次々と出てくるヴィランズ、世界観の幅を感じさせるスーパーマンやフラッシュの参戦。「アメコミってどんなの?」と聞かれたら、「こんなの」と出して、なんら問題ない作品。アートも良し。話も良し。世界観の広がりも、大きく広げつつ一冊内に収まる範囲とバランス良し。
 既存のバットマン関連の邦訳作品は、綿密な伏線や詳細な心理描写をメインに据えた、比較的重めの作品が多かったので、姿なき恐怖のアニメ版やゲーム版に連なる適度な軽さもいいんじゃないでしょうか。ただ、この重さもバットマンの魅力だし、一般的には姿なき恐怖も十分重いです。
 梟の法廷で新機軸に挑戦し、姿なき恐怖で既存の路線、過去の財産をうまく利用する。この二輪体制は、キャラクターの寿命を若々しく保持する上で、現状最高峰のやり方の一つよね。