えーと、巷で話題のヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q を見てきたわけですが……さて、どうしようか。コレはネタバレ云々以前に、コメントに困るわ。先に見てきた方々が、語りたいのを必死で我慢するというより、口ごもるような感じだったのがなんとなく理解できた。
　大したこと書いてねえ上に短いですが、一応ネタバレするかもということで、此処から先は隠しておきます。観た方がいいか観ない方がいいかで言えば、観た方がいいのかなあ……。勧める自信が持てないのは何故だ。

　序・破と来た流れが全部吹っ飛んだ！　シンジさんも、シンジくんに戻った！　お帰り、旧劇！　わけわかんねえや！
　あれだけ男を見せたシンジさんも、シンジくんになってウジウジします。あと、お前ら、とりあえずお互い目を見て話して、事情を説明しあえ。各個人の中で、情報を共有しないまま結論を出してしまっているせいで、絶対話ややこしくなってる。
　最もラストシーン、三人の少年少女が先に向かって歩いて行く背には、序や破のクライマックスシーンにおける「傷ついても打ちのめされても、前に進むしかない」姿と同じ物を感じます。完全に昔のエヴァに戻ったわけではなく、旧劇と新劇場版を咀嚼した上で、新たにわけの分からんものを創りだしたというか……。ホント、難しいなあ、コレ！
　とりあえずは、なんだか知らんが、とにかくよし！ということでここは一つ。